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エルサルに来て半年、最近のこと

CPがいなくなった。
後任はまだない。

この国の職場は、人の出入りが激しい。
特に挨拶もなく、最近見掛けないなと思うと既に転職していたなんてことがざらにある。
例に漏れずCPも今週末で学校を去るらしい。伝えられたのは水曜日。
ようやく今月末から活動が本始動しそう、というところだったので聞き間違いだと思った(思いたかった)し、事実と知って拍子抜けした。

過去の隊員の報告書を見ていてもCPが辞めてしまった等といった記載はよく見る。まさか自分が当事者になるとは思っていなかった。

後任が現時点で決まっていないところをみると、引継ぎもされないのだろう。
技術学校の環境隊員というアウェーな職場環境で、活動の直接的な協力者(CP)がこのタイミングでいなくなってしまうと身動きがかなり取りづらい。

当初配属先で考えていた活動が頓挫した場合の代替案は2つほど考えており、昨年末に種を撒いていた。
ただ、代替案の活動については、要望調査票に書いていないのはもちろん、
実現すれば配属先にはデスクがあるだけという状態になってしまうかもしれない。とはいえ、このままデスクに座っているだけという訳にもいかないので、この状況なら致し方ないだろう。

そもそも着任した時点で要望調査票の内容があってないようなものだったので、VCさんに相談した際にも問題なく了承を得ることができた。
それで良いのか…という思いもあるが、そんな事はここ半年散々考えてきた。良し悪しで判断するのは難しい。取り敢えず進むしかない。
気づけば残す期間は1年半。長いようで、新しい活動の立ち上げから軌道に乗せるまでを考えると足りないくらいである。

そんなこんなで部会*¹の立ち上げをすることになりそうだが、
その部会が「農村開発部会(仮)」。
ちなみに発起人(私)は環境教育隊員。

環境教育となんの関係があるのかと思われそうだが、
それは追々話が進んだところで記事としてまとめていきたい。

*1 部会:JICAに申請して立ち上げる、隊員間の公式の集まり。定期集会や研修、勉強会等を行う。

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休職中の会社の先輩と新年の挨拶も兼ね、近況について話していた。
先輩は大晦日まで石川県の港で現地調査に入っていたらしい。

その翌日の震災。
元旦に大地震だなんて…とショックを受けたが、現場が殆どストップするタイミングという点では不幸中の幸いだった。

一方私は、年末年始にエクアドルへ任国外旅行へ行っていた。
移動中のバスでは2台先で死亡事故が起こった。
帰国して2日後、首都では暴動が起き、半ば内戦状態となってしまった。

本当にいつ何が起こるか皆目見当もつかない。
何もないに越したことはないが、
何があっても悔いないように生きていきたい。

今日元気でも明日何があるか分からない世の中です。
悔いないよう、毎日を一生懸命に頑張りましょう!

先輩からのメールより

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