ポスターづくりから感じる異文化
これまでしつこく提案してきた案がようやく実を結び(そうになり)、現在活動周知の為のポスターを作成、発注準備中。
A4のチラシのようなものを想定していたが、
校長の意向で大きいサイズの丈夫な紙で作るようにとのこと。
対外的ポスターの作成には以下のような手順を踏む。
私の配属先の学校カラーは紫×金。
学生支援課の手によりこの色が後にデカデカと入ってくることを考慮してデザインを考えなければならない。
前置きが長くなったが、今回気になったのはポスターの文言。
CPにポスターの敲きを見せると以下のような文言を入れるとよいのでは?
と言うアドバイスがあった。
その文言(一部)がこちら。
私が日本人だから違和感を感じるのだろうか。
聖書の一説、説教のような文言のように感じてしまった。
現にエルサルバドルの多くの人はキリスト教を信仰している(カトリック50%、プロセスタント36%)。
多くの家庭は週数回教会に足を運び、説教を聞いている。
この国の子供たちにはこのような言葉の方が目を引くのかもしれない。
学校が教会からの支援を受けているためかもしれないが、
実際、校内でもこのような文章の掲示物をよく目にする。
関連する美しい写真を背景に、美しい文章。
具体的に何をするのかは分からない。
でもこれはこれでありなのか。
そもそもポスターとはそういうものなのかもしれない。
郷に入っては郷に従え。
ポスターもその国のデザインに従え。
…CPのアドバイスからこんなことをふと思ったが、
ただCPが好む文章というだけだったりして。
(余談)
私 「サイズはA3くらいかな」
CP「…?A3?? 大きい紙のこと?」
私 「規格名ないの?」
CP 「"大きい紙" かな」
A版、B版という概念がなかった。
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