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大欲に心を燃やす。

こんにちは、加藤です。

例えば嫌なことをされたとき、相手に仕返ししたいと思いますか?
同じように報復してやろうと躍起になりますか?
(そもそも嫌なことなんて千差万別ですから、主観的な物差しで測れないものですが・・汗)
・・・ハンムラビ法典のように「目には目を。歯には歯を」なのか。あるいはそれ以上の痛みを与えてやろうとほくそ笑むのか。

最近、行動の判断基準として「一流だったらどうするだろう」と考えるように心掛けるようになりました。
一流は、一時的な感情に流されたり、外界に影響されたりしないと思うんです。

最近お会いした中で、尊敬する人は、客観的に見て『感情の浮き沈みが少なく、喜怒哀楽の「怒」「哀」が相手に悟られない』のです。
動じない鍛錬の集積なのか、潜り抜けてきた闘いがそうさせたのかはわかりません。しかし、一緒にいて過度に気を遣わなくて済む人というのは、純粋に素敵だし、私もそんな人になりたいと憧憬の念を抱きました。

相手の悪意あるアクションに対して、理解し合おうと言葉を交わす。もしも向き合っても相手にそっぽを向かれたり、理解しあえないのであれば、それは「相手がそういう人間だっただけ」という事実が残るだけ。
悪意が感じられる行為に対して意図的にやり返すことのほうが自尊心を削る行為。私にとっては、悪意に対して悪意で返すほうが自分を大切にできていない行為に感じるのです。

そして、一流と言われる人たちは、もっと大欲に心を燃やし、意識を集中させているはずです。大欲とは、小欲(=我欲)の対義語。みんなで幸せになろうとすることです。
一流が観ているのは、もっと広くて大きな舞台。そして何世代も先の先の世代で生きる人たち。

そう考えたら、ある程度の嫌なことって、ちっぽけに感じませんか?
思考と行動の根本。配慮範囲を広げ大欲に心を燃やしていれば、必然的に正しい方向に足が向くだろうし、心も体も楽しく過ごせるんじゃないかなって。何かに夢中になれること自体が幸せな時間ですから。

私はまだまだ未熟ですが、5年後の35歳。10年後の40歳。
「こんな大人になりたいな」と後進世代の方々に思ってもらえるような人間であれるように、精進したいと思います。
...今は気になることがあると一睡もできなかったり、食欲に波が起こったりするので、本当にまだまだなんですよ。笑

とはいえ、未来は現在が連続する先にあるもの。
「今、すべきこと」「今、貢献すべき人達に役立とうとすること」に燃えて、「微差が大差」をしっかりと体現していきます。



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