見出し画像

ケニア

随分と試飲から遠ざかってしまっていました。
気がついたら冬です。いや、10月は冬ではないけれど、秋と呼ぶには深すぎる。

私はこのような時期は紅茶に惹かれていく習性があるのですが、熱いコーヒーもやっぱりかけがえのない存在です。
というわけで。

この緑色すき

ケニアに取り掛かりました。
商品ページを見ますと、
「柑橘系の酸味と深いコク,程よい苦味と甘みがあり,とてもバランスが良く上品な味わいです」
とありますね。

デフォルトの中深、中煎りで楽しみます。
豆12gほどで約180cc出します。

おともはこちら。

プルーンと塩トマト
いただきものの食べかけ。

塩トマトは確かに甘じょっぱいのですが、意外とプルーンより甘味が濃く感じました。もちろんプルーンも天然の甘さがしっかりあるのですが、調味料を加えてないぶん主張がないのでしょうかね。
アフリカの豆なので、こんなようなフルーティーなおともをチョイスしてみました。でも粉物でも何でも甘いお菓子なら合うと思います。

さて、この時は湯温が低めでした。(80℃台半ば)
酸味系が苦手な方、やさしいコーヒーが好きな方には十分良いと思います。
もっと華を引き出したい、伸びしろを見たいのであれば、温度を上げてみることです。

というわけで別日に94℃で淹れました。他の条件は揃えました。
室温が下がる時季は沸騰させたお湯も冷めるのが早いので、あまり待たずにドリップできますね。

94℃のほうがずっと、味も香りも濃くなります。
コーヒー好きな人にもお金をとって出せる一杯となります。
「最近、実際どこかの飲食店でランチの後に出てきたやつ」
と、個人的な記憶で申し訳ないですけど感じました。
そのお店、我々の豆を使ってくれてたのかな。てへ。

体調によっては90℃から92℃にしたらさらに好ましいかなと思われます。

このたびのおともはこちら

これを見て品種が分かる方は通

去年りんごをくださった果樹園の奥さんが今年もくださったのですが、去年とは品種が違いまして、これは「秋映(あきばえ)」です。その説明はありませんでしたが、10月に出回る赤黒い皮のは秋映なのです。
食味はさっぱりとし、果肉は硬くシャキシャキ食感です。何から何まで私好み。
去年は12月にお会いしたので「ふじ」をいただいたのでした。ふじのほうがいっそう万人受けしますね。収穫量や流通量も多そう、そして保存性も高いです。
いずれにせよ、ほんとうに美味しく、ほんとうにありがたい贈り物です。

一個全部食べるんだね

この器は今年の夏に300いくらで購入したそうめん鉢です。そうめんを食べるときだけでなく、こうやって他の季節にもいろんな用途で使えます。

購入したのもそもそも、そうめん目的ではありませんでした。
この夏、友人夫婦の結婚1周年を祝うサプライズパーティーが控えていたので、私はサラダを作って持っていくことになっていて、そのサラダをどうしても深くて透明な器に盛りたいと考えて探したら、辿り着いたのです。
そのサラダというのは、トマトと玉ねぎときゅうりを大きめのみじん切りにして、レモン汁とオリーブオイルと砂糖に浸しておく、という簡単な一品です。
私はふだんは調味料すら量らず適当に作っていますが、上記のような提供の折に限ってはおとなしく量っています。

これはもとは山本ゆりさんのレシピを参考にしています。
ブラジルの「ビナグレッチ」という家庭料理にもかなり近いですが、ビナグレッチはサラダや酢の物というより、どちらかというと「食べるソース」的な立ち位置らしいです。ブラジル式バーベキュー=シュハスコの際、お肉やソーセージに添える食べ方がとてもメジャー。あるいはサラダのドレッシングのようにも使われるそうです。私はトマトが1㌢角くらいのときもあるのですが、食べ方によっては材料をより細かく切るのが良いかもしれません。
サプライズパーティーの日に家を提供してくれた夫婦がチリコンカンを用意していて、そのチリコンカンにも合う、と好評でした。

夏には夏の、秋には秋の活用法がある器っていいですね。

Cookin’Coffeeのお店はこちらです

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?