心に鞘はいらない
私がとても大好きな作品の一つに、「十二国記」という作品があるのですが、
原作は小説で、アニメ化もされていまして、私はほぼアニメしか見ていません。
小説も少しだけ読みましたが。
なのでアニメの十二国記で、という話にはなるのですが、
「心に鞘はいらない」
このセリフが私は非常に大好きで、今でも行動指針の一つになっています。
「心に鞘はいらない」
名台詞が多い十二国記の中で、この言葉は、
主人公・陽子が、自分に嫌なものや見たいものを見せて惑わせてくる刀に苦しめられながら、
色々な人と出会って自分の運命とすべきことと対面して成長していくわけですが、
その中で出会った、刀の力を封じることが出来る特別な鞘を作れる人に対し、
最終的に言った言葉です。
刀が見せるものは、自分を確かに苦しめ惑わすが、
それは自分自身を写す鏡であり、心である。
それを封じる鞘はいらない、自分自身の心に、鞘はいらない。
自分の弱さも醜さも全て受け止め、運命と向き合う覚悟を決めた主人公の
覚悟を表す印象的なシーンです。
十二国記は本当に私の人生にとても大きな影響を与えた作品なんですが、
特にこの台詞はずっと心に残っていますね。
あともう一つ、とっておきの大好きなセリフがありますが、それはまた今度。
剥き出しの心、自分の愚かさから目を背けずに、生きていきたいものです。
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