ブラジルチーズ ケイジュプラトって?
チーズを廻る旅第3弾は愛知県安城市に来ました。Ponto Brasilというブラジルの食品を扱った店があります。今回はここでブラジルで一般的に食べられているチーズを買ってみました。
店先には牛肉の焼いたものとか美味しそうな匂いが漂ってくる商品がたくさん並べられています。昨日取り上げたサントルチオのチーズもここでいくつか販売しています。
(1)プラトチーズについて
チーズや加工肉が並んだケースです。日本の品ぞろえとは少し異なりますね。このケースのなかから購入したのはこれです。
プラトチーズを買ってみました。店の人はブラジルで一般的に食されているチーズはこれだとのことです。QUEIJO(ケイジュ)はポルトガル語でチーズのこと。PRATOって何だ?
Pratoって溶けないチーズということなのね。了解。サンドイッチに向いているということで、まずは一緒に買ったパンでサンドイッチを作ります。
(2)プラトチーズサンドイッチ
ブラジルでよく食べられているパン。2つに割ってトースターで焼いてみます。
焼いている間にレタスとトマトを切り分けます。
ベーコンも焼いてパンにはさもうと思います。
焦げ目もついて美味しいにおい。中にはバターを塗りました。
ベーコン、レタス、プラトチーズ、トマトをはさんでマヨネーズをかけてサンドイッチにしました。普通にサンドイッチでしたが、これで終わりではつまらないのでもう少し手の込んだことをやってみます。
(3)キャッサバチーズボール
ブラジル食品店にはキャッサバの粉が売っていました。キャッサバのデンプンはタピオカに使われることで有名です。今回はキャッサバの根を丸ごと乾燥させて作ったキャッサバ粉とプラトチーズを使ってオリジナルな食べ物を作成します。
材料はキャッサバ粉、牛乳、鶏ひき肉、卵1個、プラトチーズです。調味料としては食塩を使用しています。
キャッサバ粉に卵を投入し、牛乳を加えてお団子状態にします。
さらに食塩少々と鶏ひき肉を加えてお団子状態にします。
こんな感じになりました。大きい一つの塊ですが、これでは焼いた時に外側だけ黒焦げになってしまうので、小さく分割します。
とりあえず、7つに分割しました。ちなみにプラトチーズは本当に溶けないのだろうか?
チーズ単体でオーブンで焼いてみます。
熱を加えるととろけるようです。その特徴を生かしてみます。
プラトチーズを中に包み込んでしまいます。包み込んで大きいお団子にします。
大きいお団子です。チーズはほぼ中に包まれました。
7つ作ります。これをオーブンで焼いてみます。
しばらく寝かせることにしました。
(4)卓上オーブンで調理する
生地がしっとりしました。これをまずは卓上オーブンのカラーラで温めてから190℃で15分間焼いてみます。焼き上がりやすいように表面にサラダ油を塗ることにしました。
こんな状態です。いい焼き加減で中のチーズも溶けているようです。
表面にもチーズをのせることにしました。いい感じで溶けてくれるといいのですが。
今回は目論見通り行きました。上に乗せたチーズがいい具合に溶けてよく仕上がりました。
中のチーズもこんな感じでとろけています。キャッサバの風味が少し残っているので好き嫌いはあるかと思いますが、キャッサバ粉と鶏ひき肉のチーズパンとして美味しくいただきました。
総括ですが、キャッサバ粉のフレークはオートミールのフレークみたいな感じでいろいろな料理に使えそうです。今後、色々な料理を作る際にキャッサバ粉を使ってみたいと思います。
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