見出し画像

【クロサキナオ企画】夏の牡蠣の思い出

先日、能登半島の農林水産ボランティアで石川県穴水町を再訪しました。漁業を手伝い、能登牡蠣をご馳走になりました。

能登牡蠣は実が大入りで美味しかったこと。1個食べただけで大満足でした。

さて、牡蠣と言えば冬の食べ物というイメージがあります。

海外でも牡蠣はRのつく月に食べるものという諺があります。英語表記で1月~4月まで、9月~12月まではRがつきます。(1月・・Janua”r”y)
夏は牡蠣の産卵期にあたり、栄養価が落ちること。昔は冷凍技術が発達しておらず、栄養価の高い牡蠣は細菌感染しやすかったことが夏に牡蠣を食べない理由として挙げられます。

先日のボランティアではホタテガイの貝殻を使って、牡蠣の寝床を作りました。この時期に作成したのは産卵期を控えてのことでした。

ただ日本国内には6月でも、つまり年中!牡蠣を楽しめる場所があります。

北海道厚岸町です。厚岸も牡蠣の生産が盛んです。夏でも気温が低く一年中牡蠣の出荷が行われています。

2007年、第2次サハリン遠征を終えて北海道を道東に向けて自転車をこいでいました。その時に立ち寄ったのが北海道厚岸町です。その日は帯広から自転車をこぎ進めて、厚岸に宿泊しました。宿は喜多岬でした。

民宿「喜多岬」の牡蠣鍋

そこで食べた牡蠣鍋。味噌と出汁が効いて美味しく頂きました。サハリンと北海道で11日間の旅。10日目の夜。旅路の最後の夜でした。夫婦で長旅をしていた初老の方と牡蠣鍋で談笑しつつ、自転車旅をしみじみと振り返っていました。それが今も思い出として強烈に残っています

翌日はJR厚床駅で旅路を終了しました。本当は納沙布岬まで行きたかったのですが、中標津空港に向かう時間の制約で長い長い旅路は終了しました。

厚床から先、納沙布岬に到達できたのはそれから15年後のことでした。

夏の牡蠣の思い出。今から17年前の思い出。自転車でどこへでも行けると本気で考えていた若き30代の頃でした。

------------------------------------------------------------
☔️この記事はクロサキナオさんの企画参加記事です☔️
#クロサキナオの2024JuneJaunt

今回もクロサキナオさんの企画に便乗し、1本記事を投稿させていただきました。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?