寄付について考える多事争論
寄付月間につき、寄付のことについて考えてみることにしました。資金調達担当という立場(寄付される)側、資金提供を行う(寄付する)側両方経験しており、その経験について投稿をしたいと思います。
まず資金調達係という立場で寄付をみていきます。
3月まで子どもが通っていた学童保育は父母会運営になるため、入所児童の父母には何らかの役割が与えられます。自分は資金調達係をしていました。その際にはキューピーみらいたまご財団や赤い羽根中央共同募金会から支援をいただいたことがあります。コロナ禍でおまつりバザーが軒並み中止になり、学童運営資金確保に奔走していた時でした。様々な団体から食材の提供を受けたり、アクティブラーニング活動のための資金を頂きました。
また青年会議所に所属していた時、花火まつりを立ち上げたことがありました。私はその時ステージ音響担当でしたが、開催に当たり方々を廻り資金を頂いたことがありました。OBになってからは何回か資金提供しました。
次に資金提供を行う側についてみていきます。毎年、地域コミュニティで活動を行っています。そこでは労力の提供という寄付を行っています。
金銭寄付は地域コミュニティで赤い羽根の募金など協力を求められるほか、労働組合のカンパ、作業所などのバザー品購入があります。個人として行った寄付で一番大きいものは母校の高校で学校公認の同好会が立ち上がったときです。活動の中心となる高額機材購入に必要な資金を提供しました。その時には同好会の顧問の先生や部長さんからお礼の手紙を頂きました。
自分の記念として大事にとってあります。高校生の皆さんにとってはファンドレイジングを経験できて喜ばしい事であり、自分にとっても高校の時に思う存分活動できなかった色々な夢を後輩に託したいです。
このほかにも毎年バザー品を購入している作業所に書き損じはがきを相当数寄付したことがあります。作業所から感謝の手紙をいただきました。資金調達の経験からどの団体もコロナ禍による活動資金減少で困っていることが分かっているので、バザー収入減に対し何らかの支援ができないか考えて行いました。
ここ最近、寄付や布施についての報道が行われており、法制による制限も国会で議論されました。世間的な道理から見て適正な寄付等については今後も支障なく行われることを期待しています。
総括になりますが、寄付は職場でも地域でも継続して行っています。クラウドファンディングみたいなOne of themであれば自らの動機付けにあまりなりませんが、資金提供する人が少ないまたは自分しかいないような場面では今後も役に立つことを行っていけたらと考えています。
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