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硬いチーズは削って調味料として使う

チーズにはそのまま食べる柔らかいものと削って使用する硬いものがあります。ハードタイプと言います。熟成の段階で加熱圧搾して水分を極力少なくしたチーズです。水分が少なくなった結果、長期の保存が可能になります。
一方で硬くなるため、そのままかじることが不向きになります。

(1)今回使用するチーズ

今回、使用するのはイタリア・ローマ近郊で伝統的に造られてきた「ペコリーノ・ロマーノ」です。ハードタイプのチーズの中では比較的柔らかいチーズです。羊乳を使用しています。

見た目から固い感じがします。縦にすると直立不動です。

そのまま食べるのが難しいため、小さく削って使います。かけらを食べると少し硬いものの口に頬張ることで風味が広がりました。

完全な粉ではなく小さく破砕したシュレッドチーズにしました。調味料として使用します。

(2)カルボナーラの作成

これからカルボナーラを作っていきます。下準備として卵をいくつか割って、溶き卵にします。

先ほど削ったチーズを加えてかき混ぜます。

具材となるベーコンも小さく切ります。

オリーブオイルで炒めたら料理用のワインで香りづけをします。しばらくこのままにします。

スパゲッティを茹でます。これから慌ただしく同時進行で進めていきます。

ゆで上がる直前にチーズたくさんの溶き卵をベーコンにぶちまけます。

チーズin溶き卵はスクランブルエッグ直前になりました。少し火を通しすぎました。

急いでゆで上がったスパゲッティを投入し、具材と絡めていきます。

最後にとっておいたチーズをフライパンに投入します。

お皿に盛りつけて、黒コショウを振りかけたら完成です。

(3)おかずをつくる

おかずで豚頬肉、ぶなしめじ、キャベツを別々に炒めます。

火が通ってきたらそれぞれにチーズを振りかけます。

それぞれの具材にチーズがうまく絡みました。

一部は明日の弁当用に取り除けておきます。

水分の少ない熟成チーズにはほかにもパルミジャーノレッジーノなど色々な種類があります。いずれも削って粉チーズとして使用します。削りたてはいい香りがします。ペコリーノロマーノもそんな感じのチーズでした。

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