博覧会！勝手にパビリオン　ロシア連邦

ロシアにあこがれたのは２００５年のこと。愛知県で万国博覧会が開催されました。当時、マンモスの骨格が展示されたり、冷凍保存室でも前足などが展示されていました。

さまざまな国のパビリオンがある中で、ロシアのパビリオンは人気でした。長い待ち時間や行列が発生するのもざらでした。マンモスの骨格や標本に心踊らされた自転車乗りはロシアに想いを馳せました。

そして、その翌年から２度（２００６年と２００７年）にわたり、ロシアに渡航し、自転車であちこちを駆け巡る旅行をしました。行先はロシア連邦サハリン州。ユジノサハリンスクです。

ロシアの魅力は何と言っても広い大地です。広大な景色は北海道でも敵わないでしょう。それだけ広大な大地に魅了されるのです。何もないという人がいるけど、何もないからいいんです。余計なものは要りません。景色にただ感動するだけです。

自転車で旅した様子は追憶のページにまとめています。２０１８年に行った３回目の遠征も併せて記事にしています。ここまでまとめたものは日本にあまりなく、貴重な資料に仕上がったと思います。

またロシアは料理がおいしい事でも有名です。現地レストランでは白身魚のソテーのほか、ボルシチなど美味しい料理に舌鼓を打ちました。

ロシア料理に魅了されて興じた結果、今年（２０２３年）はライムギ栽培を行い、収穫したライムギで黒パンを作成することに成功しました。収穫祭を行い、ライムギパンのほか、きのこのポットパイシチューを作成しました。

ロシアにはチーズもあります。アレクサンドロフチーズ。凍ったレアチーズにチョコがコーティングされています。ＫＡＬＤＩで購入しました。今も販売しているかなあ。

ディズニーランドはサハリンにもありま～す（笑）。ユジノサハリンスクにあるガガーリン公園では怪しげなミッキーマ〇スの遊具がありました。これ何がすごいかって、同じこと日本でしたらオリエ〇タ〇ラ〇ドの中の人が激怒して問い詰めてきますからね。日本ではこんなこと絶対にできません。

鉄道も魅力ですね。南北に長いサハリンでは鉄道での移動が欠かせません。船舶での上陸地点であるコルサコフから北上し、北は北緯５１．５度のノグリキまで６５０ｋｍに渡り東部本線の線路が伸びています。北を目指した２度の遠征では鉄道での移動を旅に組み込みました。

話を変えてロシアにもＳＮＳはあります。ＶＫフコンタクテです。スマホからアプリをダウンロードすればだれでも参加できます。日記みたいなことを書いています。ロシアの方々がメインなんですが、最近は韓国や中国のユーザも多くいます。日本人も徐々に増えてきました。メディアに左右されない他国の生活状況など内情を知るには外国のＳＮＳで交流を図ることが一番です。翻訳機能を使うので、日本語の書き込みでもロシアの人は理解してくれます。

以前、クリミアの美しすぎる検事総長として話題になったナタリア・ポクロンスカヤさん。フコンタクテでつながっています。現在も素朴で美しい女性です。

以前は成田と千歳からオーロラ航空機の便が出ていました。また、船舶では稚内からフェリーが出ていました。３回目にロシア連邦サハリン州に行ったときは自転車をそのままフェリーで運びました。

もう一度行ってみたい国ロシア。現在はウクライナ情勢で日本との直行便がありません。情勢についてはここではふれませんが、ロシアを訪れた３回。接してくれたロシアの方々は皆あたたかく、世話好きな方でした。熱中症になって途方に暮れたときはヒッチハイクをしたし、駅の電車待ちで暇をしていた時には黒ビールで交流を深めました。スマホの翻訳機能がなく、会話帳でやり取りをしました。

今後情勢が変わり平和が訪れた際には再度、自由に往来することが出来るときが来るのを願っています。