家庭農園冬の陣最終回 ライムギ収穫祭
(1)ライムギパンづくり
製粉したライムギを使用してついにライムギパンを作ります。
自宅で収穫したライムギの粉をパン作りに使用します。
ライムギパン作成に使用する酵母はイースト菌だけでなく、サワー種の酵母も必要です。ライムギと水から作られた自然酵母です。市販されているものを購入して使用します。
油脂分は今回加塩バターを使用します。ライムギ粉200g、サワー種酵母20g、バター15g、砂糖15g、塩、イースト菌3gずつ、水は220ccです。水をたくさん使用してサワー種酵母の発酵を助けます。
粉を混ぜ合わせて・・・
こんな感じになりました。水が多いので一塊にするのは容易です。
これをしばらく室温で発酵させます。4時間弱置くことにしました。
約4時間たちました。ふっくら膨らんでいるのが見て分かります。
卓上オーブンに入れて2次発酵させてから焼きます。表面には色付きをよくするため、卵黄を塗ることにしました。
200℃で20分焼いたのがこんな感じです。
完成です。こんがりと焼けました。中を切ってみましょう。
中もしっかり焼けているようです。ライムギパン完成しました!昨年10月から取り組んでいたことが一つの形になりました。
(2)副菜を作ります
さて、副菜も1つ作ります。黒パンを食べたロシアを偲んでポットシチューを作ります。
ホワイトソースから作ります小麦粉、バター、牛乳、塩を混ぜ合わせて加熱します。
ホワイトソースは何とか出来上がり。
具材には鶏ミンチ肉のお団子。あらかじめ蒸して、中まで火を通しておきます。
蒸し器で蒸すこと10分くらい。
お団子がしっかり出来上がりました。
その他に雪国まいたけの白まいたけ。
これも蒸して熱を通しておきます。
ホワイトソースの中にいれます。
ポットの上にかぶせるものとりあえず。小麦粉、バター、砂糖、ドライイーストをこねて生地を作ります。
室温よりやや高い温度で1時間くらい発酵させてふわふわにします。
夕食の時間が近づいてきたので、ホワイトソースを温め直します。
耐熱容器によそって・・・
小麦の生地を耐熱容器にかぶせました。無事出来上がるのでしょうか?
オーブンに入れて170℃で20分焼き上げます。
無事焼き上がりました。オーブンから取り出します。
収穫祭の主役、ライムギパンとポットシチューが完成しました。
(3)収穫祭
その他、いろいろ作ったので家族で食べることにします。
テーブルに並べていただきます。
ポットシチューも無事に美味しくできていました。
ライムギパン美味しくいただきました。必死になって育てたライムギが美味しいパンになりました。なんだか特別な気持ちになりました。
種から始まった自由研究という名の物語はこれでおしまいです。自由研究の成果品として記録に残しておきたいと思います。長きに渡った連載をこれまでご覧いただきありがとうございました。(おしまい)
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