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担当PTさん卒業と、訪問リハビリについて

5ヶ月間、大変お世話になった訪問リハビリ担当のPTさん(理学療法士)が卒業された。
短い間だったが、お陰で食生活や運動習慣が身につき減量にも成功した。
訪問リハビリに至った経緯についても、この機会に記事にしたいと思う。


リハビリがしたい

5月に乳がんの手術をしたのだが、手術前はメンタルが荒れに荒れて暴飲暴食に走っていた。体重も激増。手術痕を見ようと鏡に映った自分の身体を見た時のショックは未だに忘れられない(自己責任なんだけどね)
それと同時に長年ステロイド漬けで骨粗鬆症気味。ミノドロンを飲んでいる。

という訳で、術後の目下の課題は
①ダイエットすること
②骨を維持するために運動をすること
であった。

ただすでに障害があるので、ここはプロに頼りたい!ということでリハビリができる環境を探すことに。

ソーシャルワーカーさんとの出会い

まず主治医に相談したが、リハビリはやっていないとのこと(多分、同病院で外来でのリハビリはやっていないと言いたかったのだと思う)。
この一言で打ちのめされるほど、ヤワな患者ではない私。次は院内のソーシャルワーカーさん(それも難病専門の方)に相談を取り付けた。
その方はとても優しく受け入れてくださり、困っていることをつらつら話していたら、自然と涙が止まらなくなった。がんと難病を抱え、途方に暮れた本当の気持ちを吐露したのは、この時が初めてだったと思う。
家族にも心配をかけると思って言えなかった事をうんうんと聞いてくれて、主治医とも連携とってくださり、訪問リハビリの事業所にいくつか当たってみます!と嬉しいお言葉を頂いた。諦めないで良かった!

週2回のリハビリスタート

本当は女性のPTさんを希望していたのだけど、その場合土曜日の利用は難しく、また高齢者を専門としているため合わないのではないか?とソーシャルワーカーさん。最終的に土曜もやってくださる若くて元気なPTさんが多い事業所と契約することになった。
ちょっと男性不信の毛がある私。
初日は緊張していたが、その日にきたPTさんが今回卒業された方だった。
色々な資格をお持ちで知識豊富。以前MS患者のリハビリを担当したこともある方で、ウートフ症状(暑くなると一時的に症状が再燃すること)もご存じだった。とても心強い。あっという間に緊張は解け、ウートフに気をつけつつ少しずつ体を動かしていこう!ということで、週2回のリハビリ生活がスタートした。

5kg減量に成功!

以前から続けていたヨガに加え、週2回のリハビリ、そして運動習慣がついてからは平日30分間エアロバイクを漕ぐ生活を始めたところ、ゆっくりとではあるが半年で5kg減量成功、今も減り続けている。
(貴重な朝の時間にリハビリのスペースを開いてくださった、ゆぅ*MS(@yun0623)さんにも感謝しています)
年齢に加え、ホルモン治療で痩せにくい体質になってると思うので、これはすごいことだと思っている。
今は全身の関節が痛いので、エアロバイクはお休みしているが、体調の良い日の散歩と食事制限でなんとか標準体重まであと一歩というところまできた。

お世話になったPTさんの卒業

そんなお世話になったPTさんが退職することになった。寂しいが、新しいチャレンジを心から応援したく、楽しい最後のリハビリとなった。
お世辞だと思うが、転職のきっかけは少しだけ私の仕事にも関連があって、新しいチャレンジのお手伝いができたと勝手に喜んでいる。
人生は一度きりなので、やりたいことやった方が絶対いい。
PTさんに言いながら、自分にも喝を入れた。

今は、筋トレが得意な方と体を動かしただけで不調を見抜くクールな方の二人にリハビリを担当してもらっている。
黙々と一人で仕事していることが多いので、お話しすることは息抜きになって心のリハビリにもなっている。
これからも細々と運動を続けて行けたらいいなと思う。



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