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ビールと自分

Pre-Sessionalが終わったら大好きなビールを昼から、1人で好きなだけ飲みに行くと決めていた。そして、イギリスに来てから様々なビールをちびちび試し飲む中で、一番好き(暫定)なブリュワリーのタップハウスに行ってきた。

Cloudwater Brew. co

マンチェスターを拠点としたブリュワリーなのだが、HPを見て驚いた。

いきなり松尾芭蕉の句が現れるのだ。

Clouds come from time to time, and bring a chance to rest from looking at the moon  「雲をりをり人をやすめる月見かな」

さくっと調べたところでは、「名月もずっと眺めていると疲れちゃうから、雲に隠れるとちょっと心も休まるよね~」 的な句らしい。(違ったらゴメンなさい。。)

   良い句ではないか!

外を見ながらわちゃわちゃしている時間も刺激になるけど、ふと視点を戻して自分と向き合う、そんな時間も沁みるよね~。(さけとば的解釈)

やたらとこの句が響いたのは、何となく、自分のビールとの向き合い方の変化を表しているように感じたからだ。

私にとってビールは主に以下のような存在であった。

・勝利の美酒:

部活で試合に勝ったときの打ち上げの味。正直味は覚えていないが、とにかく美味しい。運動後の体に染み渡る。

・仕事のエナジードリンク:

仕事終わりに上司や同僚と飲むビールが大好き。何ならそのために仕事していたような節もある。なぜか無駄に仕事を熱く語り出すが、翌日になると、大概のことは覚えていない。

・社交性ドーピング:

緊張しているとお酒のピッチが速くなる


けれど、最近は一人でまったり飲む時間が好きになってきた。だらだらネットを見たり、本を読んだり、心動かされては、思いを馳せてみたり。。自分の考えが迷路に迷い込みながら、閃いたり、また迷子になったり。。そんな自分と会話しながら楽しむビールも悪くないなと感じる今日この頃。

ま、翌朝になると、何考えたか大半忘れてるんですけどね。

この記事のことも忘れてるかもしれませんけどね~。(酔)

イギリスのビール探検も少しずつ進めたいと思います。


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