オンラインへの道しるべ・参考配信はこの２つ‼

2020年9月1日 12:57

どんな配信にしたい？

オンラインで何がしたいのか？については、最初から明確だった。
１．現行の日本酒セミナーをオンラインでもやりたい。
２．店舗内のトークをライブ配信したい。

ぼんやりしていたのは、どんな風にやりたいのか？という部分。
それにはまず敵を知らねば、という事で、参考にしたセミナーやトークライブ配信は数知れず。こういうやり方もあるのだな、と日々視聴させていただいた。

ダラダラ動画をみる女

接客業だからか？話のウマさや間の取り方に気を取られてしまうけれど、注目すべきはそこではない。よくあるスライド画像に講師が小さく映っていたり、小窓がアニメーションのように動いたりするのはどうやるのか？画面切り替えは何回か（つまりカメラの台数）、BGM、マイクの種類など、主に配信側の技術面に注目して観ていった。

という訳で、人生初 “ダラダラと動画をみる女”というのをやってみたのだが、これが心底苦痛だった。

それまで私は、テレビもYouTubeも、要は動画というものをほぼ観ない生活を送っており、その時間を捻出するのがとても大変だった。適切な視聴時間や、コンテンツの組み立てなどのデータも欲しかったため、“嫌なことはサッサと終わらす”という必殺技も使えない。全く興味がない（失礼）テーマの説明動画をひたすら観る、という日々に、ジワジワとメンタルをやられた。

本（活字）を読みたい、こんな時間があったら風呂のカビを撲滅させたい、クワガタ達のゼリー交換もまだだった・・・という邪念にかられたが視聴し続けた。これほど自分が我慢強い人間だとは知らなかった。いっそ、ダイエットでもはじめたらライザップ越えなんじゃないかという気さえした。

マストな配信はこの２つ！

しかし、そんな中でも引きこまれる配信があった。
そして、この動画嫌いの私が「リマインダー登録」という暴挙に出る程はまったのである！そんな事件的配信は以下の２つ。

１.田口真行氏のライブ配信システム徹底解説

セミナーはこれでいきたい！と直感的に思った。後々知るのだがこれぞ有名な「田口ブラック」という表現手法である。背景を黒にすることで配信環境に左右されず、セミナーとして統一感が出せる。画に雑多なものが一切映り込まないため、日本酒の品位を損なうことなく“香味”に焦点を当てた講座にできる、これは素晴らしいと思った。ルミナンス合成という技術面だけでなく、田口氏のプレゼン力、企画力そのものもとても勉強になる。
→そして身分不相応なV-8HDスイッチャー購入を決め、ロビー師匠の『V-8HDじゃなくても・・・』という声は田中には聞こえなくなったｗ

２．ヒマナイヌスタジオ高円寺トークライブ配信

日本酒バーからの配信なので、しっとりとした画にしたかった。台本のない、ゆったりとした飲み語りの楽しさを切り取りって、お店にご来店いただいたような感覚になれる画。ELLASは会員制なので、配信中に突然お客様がご来店することは無いから、撮影費を払ってプロに来てもらうこともできる。だが「撮影中」という状態は、飲み語る雰囲気とはいえないのではないだろうか、と悩んでいた。
しかし！この川井さん・ヒマナイヌスタジオの複数カメラによるマルチカム配信なら、いつもの店の空気感を表現できると思った。なぜなら演者のみ（撮影する人がない状態）で配信が可能なのだ！
→ この動画は私が見学後に配信されたもの。何よりこの映画のような画づくりに痺れてしまい、マルチカム配信を決意、そしてSONYのZV-1を３台も買ってしまうｗ

・・・

そして、この２つを参考に仕上げた配信・第一弾がこちら。
お二方の後に動画はどうかとｗという訳で写真のみ。

１．日本酒講座探求クラス 2020/08/19