Webライターにとってのスケジュール管理とタスク管理の違い[#044]
いらっしゃいませ!
50代のライター生活へようこそ!マスターのサケサカです。
Webライター、特にフリーランスで活動するWebライターが前線で活躍し続けるためには、スケジュール管理の徹底は欠かせません。
ところで、スケジュール管理と同様に語られる言葉で『タスク管理』というモノがありますが、これはどのように違うのでしょう。
この2つは似ているようで、実は全然違います。
意外と混同されがちなこの2つの考え方について、その違いを考えていきましょう。
タスクの意味
デジタル辞書の【Weblio辞書】によれば、タスクは次のように説明されています。
特にビジネス用語としてのタスクとは1を指すことが多く、一般には仕事の最小単位と理解されています。
スケジュール>タスク
一方、スケジュールとは具体的に立てられた予定や計画を指しますので、スケジュールとタスクは違うものだというコトがおわかりでしょう。
つまり、ビジネスにおいてのスケジュールとは『予定』を表し、タスクとはそれを構成する1つひとつの作業項目を表すのです。
いってみれば『スケジュール』>『タスク』の関係にあるというコト。
スケジュール管理といえば、予定を管理するコト。
タスク管理といえば、予定を実行するためにプロジェクトを項目別に細分化した作業を管理するコトにあたります。
例えばWebライターが記事を執筆するコトに関していえば、記事の納期を管理するのが『スケジュール管理』であり、構成や執筆、修正などの作業手順ごとにパーツ分けされた項目を管理するのが『タスク管理』というコトです。
ちなみに、タスクと似た言葉に、もう1つ『ToDo』という言葉がありますが、この2つの違いは次のように明確に違いがあります。
これを見てもわかるように、タスクを管理していくというコトは、1つのプロジェクト(記事を書く)を作業別に細分化して期限を設定していくというコトなのです。
記事を早く書くためにはタスク管理が重要
Webライターが記事を書く際には、特にこうしたタスク管理が重要です。
例えばクライアントとの打ち合わせ予定や、納期の管理、請求書発行日の管理などはまとめてスケジュール管理といえます。
対してタスク管理は、先述したように執筆などの作業をさらに細分化して期限を管理していくというコトなのです。
例えば、1本の記事を書く作業も次のように細分化した作業の積み重ねでできあがっています。
すべての記事作成に全項目が必要なわけではありませんが、あえて作業を細分化すれば、こうしたタスクの積み上げで1つの記事は出来上がり、仕事として成り立っているのはおわかりでしょう。
この中で特に、リサーチ、構成作成、執筆、校閲・ブラッシュアップはそれぞれ別にタスクとして立てることが求められます。
それぞれの作業を一度に(同日に)やる必要はありませんし、むしろこれらを別々に管理するほうが、ライター業全体でみれば早く記事を書き上げるコトができるでしょう。
例えば、数本の記事を受注していた場合、同じメディアの記事であれば方向性やテーマは似通ったものであるでしょうから、1日で複数本のリサーチを行い、次に複数本の構成を作り、記事執筆を1本ずつ行っていくという、タスクごとにまとめた作業をするほうが、作業効率ははるかに高くなります。
ただしタスクはあくまで最小単位のため、定められたタスクを分けて作業することは避けた方が無難です。
1本の記事の執筆をはじめたら、休まずに最後まで書ききることが重要ですし、特に記事執筆に関してはそうした勢いを大切にしたほうが、はるかに記事執筆のスピードは上がります。
まとめ
スケジュール管理とタスク管理。
似て非なるこの2つは、意味も違えば扱い方も全然違います。
特にWebライターにおいては、スケジュール管理よりもむしろタスク管理を意識して、より執筆速度の早い効率的な仕事を目指してみてください。
では、また明日!
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