2024.6.13 横浜にぎわい座 立川志の輔独演会
去年に続いて友達二人分が当選した横浜にぎわい座。
今回は2階席!だけど一番前なので、みやすーい。そして安定の端の席。
この日は15分くらい早退したのに!人身事故で電車が遅れて、ドキドキしながら18:10くらいに到着。
朝の人身事故が夕方まで影響あるってどんだけの規模だったの…帰宅時にもその影響は残り久しぶりの終電ダッシュをした日でもありました。
終演予定が発表されていて、定刻に終わった志の輔さんに会ったことはない!!終演は21:30と予想する🐰
■開口一番 立川志の彦
今日の開口一番は志の彦さん。
奥様のご実家の群馬と東京を行き来してお仕事をしているという話から、群馬の名物や観光名所のお話をされてましたが…ちょっと反応は薄かったかな~。
群馬と言えば、ぐんまちゃんじゃないだろうか…。
演目は「元犬」志の彦さんが、犬っぽいので楽しいお話。
■そば清 立川志の輔
落語は犬も話す。狸も猫も言葉を話すので、なんかもう慣れっこになってしまってますな。
どっちかというと、(元犬の)ご隠居の方がおかしいんじゃないかと思いますね。
新幹線が延伸して敦賀まで伸びたので、今まで🍺飲んで長野辺りで1本飲み終えて、うつらうつらとして金沢が終点だったから、戻ればよかったんですよ。
今、敦賀だから、あそこまで行ったらもう1泊するしかないじゃないですか。だから最近では乗り越さない!という気持ちが強くなりました。
新幹線はなんで福井という県庁所在地を抜かして敦賀まで行くのかというと、元々敦賀が基点で、そこから色々な地方に繋がって行ったので、福井ではなく敦賀に延伸したんですよ。
静岡市長が変わってリニアモーターカーも走りそうですな。大阪まで40分ですよと…そして志の輔さんは国土交通省のお知り合いから誘われてリニアの試乗会に行ったそうです。そして尾ひれつけて話して欲しいと(笑) リニアの説明が面白くて文章では説明できません。どこかの独演会で聴いてください(;・∀・)
福井と言えば、福井の蟹は殻に身がぎゅーっと詰まっている。福井で冬に仕事をすると、殻に身の詰まった蟹どうだ!って感じで御馳走になる時もあるんですけどね…。
私は射水の生まれでそこも蟹が有名ですが富山の蟹は身が詰まってなくてふわっとしていて、すっと吸い込むとお尻の方まで行ってしまうんじゃないかというほど柔らかい。
こう身に…。殻に身が詰まっていないのが富山の蟹で…(客先からどよめき)
そういう時だけ反応しないの!俺だって間違えるんだ!
富山はSAで食べる白えびかき揚げのあったかいうどんが美味しい!富山県ご存じですか?県民の半数がほたるいかです。
で冷やしたうどんはこしがあった方がおいしいんですよ。だけどあったかいうどんにこしがあるのはいけません。あれはくたあっとしていないと。(ここで小林薫さんエピ1・省略)
富山の氷見、地震の被害が酷かったところですが、氷見と言えば氷見うどん、これは冷たくして食べるうどんだからこしがあるんですよ。
新潟にはへぎ蕎麦がありますな。
でも蕎麦は長野にはかなわない、その長野でも戸隠そばがいい!
群馬で蕎麦を食べる人の気が知れない。群馬はうどんがとても美味しい。この後出てくるのは群馬の隣の県の人気の二人組です…
タモリさんの番組には何回か出演させていただいたことがありますが、唯一意見があったのはあったかいうどんはくたーっとしたのがいいということでした。思わず同感!と人を指さしてしまいました。人を指さしたのはそれが初めてでした…。(なんてお育ちがいいの志の輔さん)
そして、そば清。
富山ではお腹いっぱいになった時に、あることをしたのですが、今回はなし。
あれは変えたんだなあ~と思いつつも、そば清さんのキャラがパワーアップ(;・∀・)
~仲いり10分~
洗面所界隈でU字工事?U字工事?とざわざわざわざわ
■カミナリ
志の輔さんと共演するのは今日が初めてじゃないんですよ。
昨日が初めてでした。さっき、群馬県の隣~って言ってたけど、群馬県の隣って栃木県なんですよ!
俺ら茨城県なんですよ!間違えているのかな~。でも気のも一緒だったから、間違えて覚えているはずないんだけどな~まだ謝罪はいただいていないです!
🐰的にはノーコメントで。
■柳田格之進 立川志の輔
家に帰る頃にはわかるでしょう。
なんで蕎麦が着物を着ていたのか。
二人組の間合いというのは不思議なものですなあ。
私は1人でやって間をコントロールしているので、まあできない奴は(落語)やっていませんが。
あの二人は昨日も同じ漫才を同じ間合いでやっていて、凄いですなあ…。
彼らとは仙台のサンドイッチマン繋がりで知り合って、そうやって色々な縁が繋がっていくのが嬉しい。
そして、笑いながら(自分の)高座を迎えらるのも嬉しいですなあ。
カミナリも色々日本一の話をしていましたが、カミナリという名前の由来を言わないところがいけませんな。
茨城県は日本でも一番雷の発生が多い土地で…とカミナリと志の輔さんのお好きなゴルフ場でカミナリに遭遇して途中で終了になってしまう悲しみのお話をされる…('▽')
彼らは昨日は打ち合わせがあって、今日もこの後収録があって、打ち上げで一緒に飲めないのが残念です。
また、一緒に飲む機会を作らないといけませんな。
音楽よりも落語のほうがいいとか、それは結局自分が落語が好きだから、そう思うわけで、
クラシックとサザンを比べてもしかたない。
だって、クラシックにはビキニの女性は出てこないでしょう。どちらがと比べるのではなく、好きなものは好きでいいんです。
自分が好きなものを優位に立たせるために、ほかのものを引き合いに出す必要はないんです。
両方好きならそれでいいんです。
映画というものの表現は落語とは全然違います。
私の最初の新作落語「歓喜の歌」は小林薫さんで映画化されました。
地方の公民館の職員が、ダブルブッキングしちゃったけど、ママさんコーラスだから2組一緒にやればいいんじゃないっていうような、ダブルブッキングの事の重大さに気がついていないような、そんな人を小林薫さんがちょうどいい具合に演じるんですよ。
私はこんな風にして欲しいとは言わなかったのに、想像していた以上の役で演じられているのに驚きました。
また「大河への道」も映画化されました。中井貴一さんがこれは映画化するべきですと言って来てくれて、中井さんが僕がプロデューサーでもいいですと言いながら結局主役をやられた映画ですが。
演出には何も言いませんが、脚本の方には、ここはこうして欲しいですねというのは伝えました。何故ならその物語を作っているのは私なので、物語にはお願いをしました。(クライマックスシーンの落語 映画)全部わかっているのに泣いてしまった。
■柳田格之進
表情の切り替わりと共に変わる空気感が凄かった。
ちゃらけた番頭のすぐ後に、ぎらりと光るような格之進に切り替わる様は、全神経が高座に集中していく。
娘さんでは、かわいらしく変化し、脇役の小僧たちのわちゃわちゃとしたにぎわい。
旦那様と番頭と格之進のクライマックスでは、一呼吸で人物が変化していく様が圧巻だった。
会場の空気を制圧していくような迫力と、会場全員の集中力が一点に向かっていくような空気感は、違法録音じゃ味わえない。
たくさんの人がいるのに、この世に志の輔さんと自分しかいないんじゃないだろうかと思うような静寂な時間。
あの余韻は二日たった今も胸の中に残っている。
■カーテンコール
あ、お帰りですか?(帰るお客さんがいた)もうすぐ終わるんですがねえ。こうやって喋っているからか…お気をつけておかえりください。
今、ちょうどこの映画(碁盤切り)をやっているので、やってみました。
私もまだ見ていません。
これから映画を見る人はどうぞお楽しみに。
私はSNSもやっていませんが、私の耳にも映画の感動が届きます。落語をやる前には見たくなかったので…この映画には立川談慶が大家さんで出ているというので、見に行くつもりです。それで私の落語に影響が出るのか、それとも変わらないのか…。
この後は、また年末に一門のでるクライマックス寄席があって、来年もPARCO公演があるでしょう。若い頃はは20日間やることにこだわっていましたが、どうなるかわかりませんな。んー延べ1万人以上なので、人数的には武道館でやれば1日で済んだのに。
それにしてもこの舞台。ずっと落語とか浪曲とか講談だけをやるなら、この設えでもいいんでしょうけれど、さっきの漫才のカミナリみたいに立っている芸人さんだと、前の方のお客さんは上を見上げるようになってしまうでしょう。出る人によって舞台が上下するように作ればよかったんじゃないかと思いますが、横浜市の予算の関係もあったんでしょうなあ。
■男前♥
格之進の志の輔さんはめっちゃ男前でした。やべー(;・∀・)惚れ直すーって感じ。
一緒に行った友達は、志の輔さん凄い色男だねーって二人できゃあきゃあしながら帰ってきました。
斬った瞬間の迫力は、二人して斬られたかと思ったー。
思わず自分の首を確認してしまう(;^_^A
そして彼女は来年のPARCO公演は狙う!一緒に行く!と決心してくれました。
来年のPARCOの争奪戦も頑張るぞー!
今日は衿元を直す仕草も沢山見れて、余は満足じゃー(・∀・)
そして終演は21:30でした!(≧▽≦)当たったよー!
いや、誰でも当たる終演予想でした(笑)