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オラ、買い出しさ行くだ。

手持ちのフィルムが残り少なくなって来たので、いつもの、かわうそ商店さんで仕入れようとサイトを覗いてみたが、さすがのかわうそ商店さんも、以前と比べてかなりの品薄状態。…うん、こればかりは仕方が無いよなぁ。特にKodak製品は商品自体が入って来ないんだもん。何かもう、むか~しの貴重な舶来品って感じになってきたよね。「K」の赤文字が眩いぜ…。

この機会に新規開拓してみよう。

以前から気になっていた「チャンプカメラ」。
自宅からはちょいと距離がある為、気にはなりつつ今まで足を運んだ事が無かったのだが、噂によると、かなりフィルムユーザー推しの店舗らしい…。

https://champcamera.co.jp/stores/

普段あまり田園都市線というものに乗らないので、神奈川県西部方面の地理に疎い私。「たまプラーザ」の ”プラーザ”って、なんやねん!(ちょっと腹立つわ…)という感じであるが、大人しく半蔵門線経由で乗り続けていると、多摩川を過ぎた辺りから低層階の住宅街に、開けた青空。毎日見慣れている景色と明らかに異なり、何だか遥々来てしまったんだなぁ…と、たった30~40分程度で、ちょっとした小旅行気分である。

ふざけた名前の「たまプラーザ」は一旦通り過ぎ、先に青葉台店へ向かう。
そして、店へ入った途端、「おぉ!」と、声を上げそうになった。

HPの店舗案内の写真のとおり、棚に所狭しとフィルムが並んでいる。懐かしいパッケージの数々と見慣れぬパッケージの数々…。そこには、世に言う酒池肉林の世界が広がっているのであった。

しかし次の瞬間、私は驚愕した。
…たっ、高い!!!

期限切れ10年以上のフィルムが、数千円。…もはやコレクター向けというか骨董品というか…。いやはや、博物館へ来たようである。

暫くは、思い出のフィルムを鑑賞する事に没頭していたが、気を取り直して、比較的安価で買えそうなフィルムを探す事にした。
今回購入したのは、こちら。

https://dubblefilm.com/products/cinema-iso800-colour-film

CineStill800Tより金額が低かったので購入してみた。
横浜中華街の夜景なんか撮りたくなってしまいますな。

あとは、ジャケ買い。

何と、群馬のメーカーが製造している、国内製フィルム


007のような男臭いパッケージ。KOSMO FOTO(英国製)

この他、「おひとり様1本まで」とされていた、FUJI SUPERIA PREMIUM 400と、バラ売りされていたlomography colorNEGATIVE100も購入。
何だか色々驚いたけど、結果、満足である。

お次は、数駅戻って、たまプラーザ店へ。

ごめんよ、たまプラーザ。何だよ住みやすそうじゃんかよ。駅はキレイだし、おまけに庶民の味方・イトーヨーカ堂まであるよ。職場が渋谷とかなら、こりゃ完全に住んじゃうね。(今は職場も自宅もヤサグレ新宿・しかも自転車通勤)

青葉台店ほどフィルムコーナーは広くなかったが、こちらは中古カメラ販売コーナーが充実しており、置いてあったcontax167MTがちょっと欲しくなる。しかし、本日の目的はフィルムの買い出し。余計な散財はしてはいかん。

こちらでも、「おひとり様1本まで」とされていた、FUJI SUPERIA PREMIUM 400と、逆輸入盤の FUJI 200 C200を購入。

見た事があるような無いうような…。

あとは、これ。

チェコ製ですね。ISO200は、今となっては結構貴重。

青葉台店でも、こちらのたまプラーザ店でも、レジでスクラッチくじを貰えたのだが、

合計5枚中、結果は…
・あたり=現像料金無料…1枚
・2等=現像料金半額…1枚
・3等=現像料金200円引き…1枚
・4等=現像料金100円引き…2枚
であった。
しかも、店で購入したものであれば、海外の変なフィルムであっても、店内仕上げで現像してくれるという。
これは有り難い!いつものビックカメラなんかだと、ちょっと変わったフィルムの場合、外注出しとなり、現像のみのでもかなり時間が掛かってしまう。

うーん…チャンプカメラ。素晴らしい。最初はフィルムの金額に驚愕してしまったが、アフターを含めて考えると、本気でフィルムカメラユーザーを取り込もうとしてしている姿勢、すっかり術中にハマっているではないか。

帰りは、いつものパブでおビール様。
来るたびにギネスを飲んでいるからと、店の人からオマケを貰ってしまいました。
という事で、楽しき日曜日でした!



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