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FUJI KLASSE Sで撮るオキナワ②

Kodak ULTRA MAX / FUJI KLASSE S

前回に続き、KLASSE Sを落として破壊する前の記録。

那覇から東村へ移動し、テレビも無い海辺の宿で連泊する事に決めたので、ここぞとばかりに本を持ち込んだ。

朝食→ちょっと昼寝→読書→本気の昼寝→目覚めのビール→読書→散歩→遅い昼寝→目覚めのビール→夕飯→散歩→仮眠→読書→夜更かし or 本気の睡眠→朝食…
の繰り返しで、日にちも曜日の感覚も無くなった。
始終ビールさえ飲んでいなければ、昔の文学に登場する「海辺で療養する人」みたいな生活だ。

熱帯地方特有の天気の変わりやすさで、昼寝から目が覚める度に、どしゃ降りだったり晴れていたり、真っ暗だったり日が差したりで、時間の感覚さえも分からなくなる。

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↑雨があがった途端に、跡形もなく乾いてしまうのも、熱帯地方特有か。
雨上がりの散歩と洒落こいて外出しようものなら、すぐに突き刺さるような日差しにやられてしまう。

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↑朝の6:30頃。
”南の国=日の出が早い!”と勝手に思い込んでいたが、沖縄の夜明けはとても遅い。よく考えてみれば、南の国であると同時に、西の国でもあるのだ。
”日の出が早い”のではなく、”日の入が遅い”のですな。勘違いして、朝の4時頃からシャッターを構えていた阿呆ここにあり。


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建物自体は古いものの、内装が凝っており、食事は多からず少なからず、豪勢でない代わりに質素過ぎるという事でもない。適度に客を放っておいてくれて、従業員の誰かがピアノを練習している音が聞こえて来る…とても素敵な宿だったが、それはどこかは記さない。