備えよう!いざというときの防災〜リアルな活用術〜
今回は2ヶ月に1度、
職場で発行している新聞の内容です。
それではどうぞ!
熊本大震災を経験して
防災を意識した
昨今、地震や大型台風、
線状降水帯による水害や土砂崩れなど
予期せぬ災害が頻繁に起きている。
しかし実際には、防災を意識して
日頃過ごしている人はどのくらいだろうか。
私は、数年前に起きた
熊本大震災をきっかけに、
日頃から防災を意識するようになった。
当時は熊本県寄りの福岡県内に住んでおり、
近くに九州で最も長い川である
筑後川が流れていた。
また、古民家であったため、
水害や家屋倒壊の不安から、
1時間に何十回と鳴る
防災速報の度に怯えていた。
頻度は減ったといえ、
全く鳴らなくなるまで1ヶ月続いた。
幸いにも私の身の回りでは、
災害が起きることはなかったが、
防災を意識することの大事さを学んだ。
ここでは、災害時の薬のことや、
日頃私が取り組んでいる活用術などを
お伝えする。これを機に、
意識してくれる人が増えたら嬉しく思う。
日本糖尿病学会が推奨すること
薬は次回の受診日までに
きっちり処方されることが一般的だ。
そのため、常備薬として
持っている人は少ないだろう。
ではどのくらいあれば
安心しておいてよいのか。
日本糖尿病協会によると、
平時から少なくとも3日、
できれば1週間分の用意を呼びかけている。
また、出先で被災する可能性もあるため、
1週間ほどの薬やインスリン製剤と針、
血糖測定器と備品、ブドウ糖やビスケット
などの捕食、糖尿病手帳・お薬手帳を
ポーチにまとめてふだん使いにしておく
提案もされている。
もし被災が起こったとき、
インスリン製剤など欠かせない薬が
手元にない時は、避難所の救護班や
巡回の医療チームに伝えること。
毎回交換している針も、
数が不足していれば、複数回使ったり、
消毒なしで注射をする工夫が必要だ。
下記の外部リンクも参考になるので
是非読んでいただきたい。
下記は印刷し、
糖尿病手帳に挟むことができる。
https://www.nittokyo.or.jp/uploads/files/disaster_leaf_note_2024.pdf
ローリングストックを
ご存知ですか
日常的に使っている缶詰やレトルト食品など
の保存食を賞味期限の古い順から使い、
その都度新しいものを補充していくことを
ローリングストックという。
長期保存可能な非常食は種類に限りがあり、
味が合わないこともあるため、
この方法をお勧めする。では、
どのくらい用意しておいた方がよいか。
食品は、家族の人数×3日分、
水は調理用・飲水用含め1人1日3ℓ
あるとよい。私は、缶詰類や乾麺、
パウチのパスタソースや炊き込みご飯の素、
無印良品のレトルトカレーを活用している。
炊飯は日頃から土鍋を使用している。
国際災害レスキューナースが
教えてくれた災害用トイレ
断水になった時に困るのがトイレ事情。
地震直後は水を流さない方がよい。
配管が割れていたり、ずれたり詰まったり
している可能性があるからだ。
ここでは100円ショップで手に入る
「災害用トイレ」をご紹介する。
ペットシーツや新聞紙を使うのだが、
安価で消臭効果と吸水力が高いので、
日頃の備えに優れている。
まずは防災の万能選手
から準備しよう
P;ペットボトル
飲料水・節水手洗い・
懐中電灯を下に置きランタンなど
[ランタンの方法]
P;ペットシーツ
災害用トイレ・吐物の処理・
水を吸わせれば枕・生理用品として
G;ゴミ袋
用途は広い
いかがでしたでしょうか?
数年前、たまたまつけていたTVで
国際災害レスキューナースという存在を
知りました。探してみると、
当時のTV内容が記事で載っていたので、
下記外部リンクを貼りました。
災害用トイレの使用方法は
イラストで教えてくれているので、
こちらの方がわかりやすいかもしれません。
これを機に、皆さんの日常に
取り入れてみてくださいね。
いつも読んでいただき
ありがとうございます。
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