さけびんのEXODUS日記「無謀だ、とプロは言った」（1日目）

CAMPFIREと幻冬舎の共同事業である「EXODUS」に挑戦するさけびんです。

EXODUSは簡単に言えば「自費出版のクラウドファンディング」。

1000人の読者がいれば本の出版ができる世界を作りたい…そんな家入一真さんの思いと、幻冬舎の見城さんや箕輪さんの思いが重なって実現したプラットフォームです。

このEXODUSで出版をするための条件は下記の通り。

・250万円以上の支援を集める
・クラウドファンディングの時点で1000冊以上売る
・リターンには必ず本をつける
・リターンの最低額は2500円

私は今まで、クラウドファンディングをやったことがありません。
そのためこれがどれくらい大変なのか、これをクリアするためにはどうすれば良いかなどが全く分かりませんでした。

そんな時はプロに聞いてみよう！

ということで、某クラウドファンディング企業で働くプロに話を聞きに行きました。

この方は、クラウドファンディングの実施者に並走して、クラウドファンディングの達成の支援をする仕事をしています。

今まで支援してきたクラウドファンディングの合計調達額は「億」を超えている、スゴ腕なかたです。

そんな方に今回のEXODUSの条件を話してみたのですが…

「うーん…」

頭を悩ませたあとに一言。

「これ、おすすめしないです。無謀すぎます。」

聞いてみると、250万円はまだしも、1000冊を事前に売るなんて条件は聞いたことがないと。

しかも通常リターンには「支援額を夢の実現に使う」といった、実質リターンが無いものも含めたほうが人やお金を集めやすい。

しかし今回は「リターンに必ず本をつける」と条件がついています。

他にも「リターンの最低額が2500円」も厳しいと。もっと幅をもたせるのが通例とのこと。

だからプロからして「無謀」だと言わざるを得ないと。

「さけびんさんのことを思うと、今回の挑戦が失敗して、精神的に凹んでしまうほうがリスクです。」

自分のことを思って「おすすめしない」と言ってくれて、とてもうれしかったです。

でも、これだけ高いハードルだからこそ、成功した時に見える景色に興味が出てきました。

達成したら何が起きるんだろう。
いったい何人に本を読んでもらえるのだろう。
世の中からはどのような評価をもらえるのだろう。

とてもワクワクしてきてしまった自分がいました。

たしかに失敗したら凹んでしまうかもしれません。

でも「1番最初にEXODUSにチャレンジできた」という経験だけでも儲けもんかなと。

自分は本当に不器用で、実際にやってみて傷ついたことしか学びにできないタイプなんです。

だからこそ、このクラウドファンディングをやってみたい。

そこから得られる学びはきっと深いのではないか。

そんな思いが湧き上がってきました。

だから、やりきろうと思います。

この日記も、毎日書いていこうと考えています。

それも「やりきる」の1つの方法。

不器用な僕ですが、是非応援してくれると嬉しいです。

クラウドファンディングは6月末に決まりました。

それまでの軌跡を、是非一緒に見届けて欲しいなと思います。