日本酒を世界のSAKEに！

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2016年、私は「日本酒を世界のSAKEにしよう！」と心に決めました。きっかけは、株式会社ハブに入社してから受けたバーテンダー研修でした。British PUB業態のHUBを運営するこの会社では、世界各国のお酒について学びました。しかし、私が愛する自国の国酒である焼酎や日本酒は、そのリストに含まれていませんでした。この現実に、私は大きな驚きとともに、日本酒の魅力をもっと広めたいという思いを抱くようになりました。

その後の6年半、私は千葉、大阪、渋谷といった様々な地域で飲食店のマネージメントを経験しました。千葉では地元の温かさに触れ、大阪では活気ある街のエネルギーを感じ、渋谷ではトレンドに敏感な若者たちと触れ合いました。それぞれの場所で、多くのことを学び、多くの人々と出会いました。

私が利酒師の資格を取ろうと決意したのは、大阪時代のことです。ある日、焼き鳥屋の店長と一緒に訪れた古民家を改装した日本酒専門店での体験が、私の人生を大きく変えました。

そのお店では、着物を着た利酒師が、お客様一人ひとりに合わせて日本酒を選んでくれるという特別なサービスを提供していました。私はそこで、初めて本当に美味しい日本酒に出会いました。口に含んだ瞬間、芳醇な香りと深い味わいが広がり、心から感動しました。この体験を通じて、日本酒の奥深さと素晴らしさを再認識し、もっと多くの人に日本酒を知ってもらいたいという思いが一層強まりました。

そして、私は利酒師の資格を取ることを決意しました。日本酒の魅力を世界中の人々に伝えるために、これからも努力を続けていきます。

日本酒は単なる飲み物ではなく、日本の文化と歴史が詰まった宝物です。その魅力を一人でも多くの人に届けるために、2018年株式会社SAKEBASEを創業し、日本酒を世界のSAKEにするべく活動をしていく。