【マッチプレビュー】 2020年 明治安田生命J2リーグ 第1節 ジュビロ磐田 vs モンテディオ山形
◆はじめに
こんにちは。SAKASHUです。
今回は、モンテディオ山形戦のマッチプレビューをしていきます。
◆過去5試合の対決成績
まずは、過去5試合の対決成績です。
2014年 J1昇格プレーオフ 準決勝 磐田 1-2 山形
2014年 J2 磐田 0-2 山形
2014年 J2 山形 0-1 磐田
2011年 J1 山形 1-1 山形
2011年 J1 磐田 4-0 山形
前回対戦は、2014年のJ1昇格プレーオフの準決勝でした。
2014年のプレーオフは少し変則的でした。2014年のJ2の最終順位は、千葉：3位、磐田：4位、北九州：5位、山形が6位となりました。北九州がJ1ライセンスを持っておらず、プレーオフの参加資格を得られなかったため、磐田と山形の勝者が千葉と戦うという変則的なレギュレーションとなりました。
磐田対山形の試合は、歴史に残る試合となりました。試合は山形に先制されるも磐田が前半終了間際に追いつきました。後半もアディショナルタイムまでスコアが動かず、磐田が引き分けで決勝進出かと思われた90+2分、山形のCKからGKの山岸が値千金の勝ち越しゴールを決め、山形が勝利しました。山形は準決勝での劇的な勝利の勢いに乗り、決勝で千葉を破り、念願のJ1昇格を果たしました。
この試合以降、負けているチームのCKにGKが参加するという現象が以前よりも増して発生するようになりました。また実際にGKがゴールを決めたり、ゴールに絡むということも起きました（熊本の佐藤、東京Vの上福元、浦和の西川など）。それぐらい、後世に残る歴史的な試合でした。
◆直近の試合結果
次は、直近の試合結果です。今回はリーグ戦の開幕前なので、練習試合について載せていきます（2/19現在）。
ジュビロ磐田（6勝1分0敗）
○ 4-0 FCマルヤス岡崎（45分×2）（小川（航）2、ルキアン、上原）
○ 1-0 常葉大学（45分×2）（山田）
△ 2-2 セレッソ大阪（45分×2）（ルリーニャ、上原）
○ 1-0 SC相模原（45分×2）（ルリーニャ）
○ 2-0 AC長野パルセイロ（45分×2）（藤川、ルリーニャ）
○ 2-0 東海大学（30分×4）（小川（航）2）
○ 3-1 鹿屋体育大学（30分×5）（小川（航）、練習生、大武）
http://soccer.phew.homeip.net/schedule/match/yearly/?team=%C8%D8%C5%C4
磐田はここまで7試合を戦い、6勝1分となっており、負けなしです。
特筆すべきは、失点数の少なさです。約720分間のうち失点数は3で、そのうち2つはJ1のC大阪、もう1つは今年最初の練習試合でした。練習試合とはいえ、これだけ失点が少ないと、今シーズンの磐田の守備には期待がもてます。
また、水戸から帰ってきた小川航基がここまで5ゴールと好調を維持しています。東京オリンピックがある非常に大切なシーズンのスタートを、上手く切ることができたのではないでしょうか。この好調をシーズン通して維持してほしいです。
モンテディオ山形（1勝0分2敗）
● 1-3 ロアッソ熊本（45分×2）（熊本雄太）
● 2-3 大分トリニータ（45分×4）（渡邊、高橋）
○ 6-0 常葉大学（北川、南、渡邊、山岸2、高橋）
http://soccer.phew.homeip.net/schedule/match/yearly/?team=%BB%B3%B7%C1
山形はここまで3試合を戦い、1勝2敗です。
試合数が少ないので何ともいえませんが、270分で失点6（1試合あたり2失点）なのはすこし気がかりです。
◆怪我人
続いては怪我人の情報です。
ジュビロ磐田
中野誠也
今野泰幸
磐田は、岡山から戻ってきた中野とベテランの今野が負傷離脱中です。また、キャプテン大井が左足のはりを訴えて練習を回避していたときもありましたが、今は戻ってきています。
◆スタメン予想
そして、お楽しみの開幕戦スタメン予想です。
※ 図はTACTICAListaを用いて作成
ジュビロ磐田は、フォーメーションは4-4-2で、メンバーは昨シーズン終盤の選手たちに、新加入の大森と復帰の小川航基が入ると予想しました。シーズンの前半は、このメンバーがベースとなるでしょう。開幕戦では厳しいと思いますが、もしかしたら、好アピールを続けている伊藤やルリーニャが今後スタメンに名を連ねるかもしれません。
対するモンテディオ山形ですが、山形新聞によると、大分との練習試合では、守備時には昨シーズンのような3-4-3を、攻撃時には本田をアンカーとした3-5-2を用いたそうです。
果たして可変を行ってくるのか、それとも行ってこないのか、注目です。
◆最後に
待ちに待ったJ2開幕戦です。週末に好きなチームの試合を見ることができる日々が帰ってきます。
ジュビロ磐田が1年でJ1復帰できるように、皆さんで応援していきましょう。