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J2第33節 大分vs長崎の雑感

9月3日 大分vs長崎をDAZNにてLIVE観戦。
残り試合で数少ない上位との対決で差を詰めたいところだったがドロー。
ここ最近の何ともし難い大分だったので2点ビハインドから追いついたのは素直に評価して良いと思う。
もちろん勝てれば言うことなかったのだけれども。

個人的にスタメン発表を見て少しワクワク感があった。
羽田はボランチ起用なのか?という予想が当たり、これまでの何がしたいのか良く分からない小難しいサッカーからシンプルになったような気がした。

かなりメンバーを変更してきたので、安定感がなかったのは確かだが、個人的にはこの形をベースに継続して欲しいと思う。

守備時には4バックの前に羽田と保田を置いて、攻撃時には羽田を下げて3バックでビルドアップしていくのはよくある形。だが、これまでだと野嶽や弓場が3バックの中央に入る形になり、さらにGKの西川も絡んでくるので何かバランス悪いなという印象をずっと持っていた。

羽田はロングフィードの精度には少し疑問が残るが、中短距離のパスは精度・スピードともに申し分ないレベルだと感じているので、この形はかなりハマっているような気がする。

GKのテイシェイラについては正直レベル的には少し厳しいのではないかと感じてしまった。
初先発の硬さと足元に不安があるのも含めてセーフティーなプレーになりがちではあったが、その分西川のようにビルドアップに絡んでこないので、GK・CBの役割分担がはっきりしていた。
連携が高まってくればまた別の良いプレーが見れるのかもしれない。

前線と控え選手については正直腑に落ちない采配にしか感じなかった。
伊佐と長沢の2トップというよりも、長沢1トップに伊佐トップ下に見えたが、どちらにしろこの形では上手くいかないような気がする。

今の大分に必要なのは何よりも守備の安定だと思う。
基本的に前からプレスする形で守備をするのであれば、選手選びはもっと守備的で良いんじゃないだろうか?

残り9試合を取りこぼさないことを前提に考えるのであれば
個人的に考える4231のメンバーは、

テイシェイラ
上夷・ペレイラ・安藤・高畑
羽田・保田
野嶽・弓場・野村
長沢

だと思う。

前半はまずナニがナンでも守備で守り切って、後半攻撃的な選手をドカドカ投入していく采配が良いように感じる。
やっぱり6位で得失点-2はダメ過ぎる……


次節の甲府戦はかなり重要だと思う。
ACLに向けて夏移籍で松田陸・中村亮太朗・クリスティアーノを補強してきてる甲府を、アウェーで叩ければ勢いに乗れるような気がする。
ので、長崎戦の後半の勢いをそのままに快勝を期待したい。


【これは別のはなし】
大分には全然関係ないのだけれど、個人的に欧州サッカーでプレーしている日本人選手の情報をまとめています。興味のある方はご一読頂けると幸いです。


(文中敬称略)

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