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【暴論9】差別を排除しすぎる多様性

「【暴論8】DaiGo氏やらの炎上騒ぎに関するエトセトラ」にて貼っていたリンクが再生不可能のなった。どうやらDaiGo氏の該当のYoutubeは削除されてしまった。しかし騒動は鎮まるどころか、ますます批判や意見は各業界から様々に上がっている。

ところで本件について友人と会話をしていたところ、「多様性が大事という割には、差別論には寛容さがないよね」と言われた。

なるほど、その通りである。

LGBTや人種差別には寛容を求めながら、女性蔑視や人種差別の発言は絶対悪扱いで、議論の余地もないように取り扱われている。これはある種の言論弾圧なのでは?とも思ってしまう。

前回も書いたように、議論は大事である。それなのにまるでGoogleのキーワード検索のように、そのワードが入っているだけで全体を排除するのはいいことなのだろうか?

ラーメンズの小林賢太郎氏がホロコーストをコントのネタにしたとして、五輪の演出から外された。このコントの大元の動画までは探せなかったが、リンクを貼っていたTwitterが以下のものである。

これを見ると確かにユダヤ人のホロコーストがネタに入っているが、ホロコーストを揶揄した内容かと言われるとちょっと疑問符がつく(ちなみに小山田氏のいじめの記事は完全にアウトだと思った)。

多様性、共感、寛容などなど言葉は美しい。でもそれが結果として新しい悪のかたちを作っているようで、何だかモヤモヤする。

追記:こちらのQuoraの回答が、多様性について本質的な意見であるように思えます。



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