美空ひばり あれから
私にはこの人生において悔やむべきことが沢山あります。
その時々に最善を尽したことは誓いますが、
そんな事よりも大事にしたかったことや、
自分よりも大切にしたかった人達がいたのに、結果的に上手くいかなかったことが、沢山あったのです。
以前記事にしたか忘れましたが、元来人に【頑張って】と言うことも言われることも苦手で。
謝まることも、謝まられることも、善しとはしませんでした。
後悔していることや、謝りたいことを、
そのまま抱えて生きていくことが、
赦されないことが、私の誠意であると考えていました。
それは私の言葉の限界を私が認識しているからです。
欠けること無くそれを表現出来たとしたら、その途端に言葉が無価値になってしまうような矛盾を、
私が知っていたからでした。
あなたのことを、ずっと見ていましたよ。
よく頑張りましたね、まだまだ私の分まで頑張って。
美空ひばりさんが、こちらを見据えておっしゃいました。
後悔さえも美しい、と。歌ってくださいました。
何がこうだからと言うことはやはり出来ませんが、
これが救われると言うことだと、思いました。
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