『筋子』と『いくら』の違いとは？鮮魚通販『魚が来る』

2020年10月29日 09:45

本日、生の筋子が入荷しました

★『生筋子』とは？

そもそも

『筋子』と『いくら』は同じ鮭・鱒の魚卵です

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『筋子』と『いくら』って

見た目が似ているので『呼び方が違うだけで同じものでしょ？』

と思っている方もいるようですが、少し違います

『筋子（すじこ）』は

鮭・鱒の魚卵で、まだ卵巣に入ったままの未成熟の卵、卵巣膜でつながっている状態です

一般的には

未加工のものを　→　『生筋子（なますじこ）』

塩漬け、もしくは醤油漬けにしたものを　→　『筋子（すじこ）』

地域によっては、塩漬けにする前の

手を加えていないものを　→　『腹子（はらこ）』

と呼んでいます

下の画像は以前、新潟・村上で食べた『はらこ丼』食べかけですいません..

『生筋子（卵巣）』から膜をとって、成熟卵を一粒ずつにバラバラにすると

→　『いくら』になります

『いくら』は魚卵特有の甘さを感じますが、実は『いくら』そのものに味はありません

醤油漬けなどで旨味が引き出されているので、『いくら』を食べるとプチッと魚卵の甘味が口の中で広がります

漬け込む調味料やタレが『いくら』の味付けの命運を握ります!!

※いくらは醤油漬け、すじこは塩漬けが多いイメージです

『筋子』は未熟な状態の卵のため食感がやわらかく

『いくら』は産卵間近の卵巣を使用するので、卵は成熟していて粒はプリプリしています

また

『いくら』の語源はロシア語で

『魚卵』や『小さくてつぶつぶしたもの』が語源で

ロシアではキャビアなど、サケ・マス以外の魚卵もすべて『いくら』と呼ばれています

個人的には『いくら』はやっぱりお寿司で

『筋子』は＋コシヒカリのおにぎりが一番好きです!!

それでは、また!!

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