新潟・佐渡沖のノドグロが高級魚な衝撃的な理由
※本日、市場はお休みになります
『ノドグロ』の名前の由来は「喉が黒い」にあります
「喉が黒い魚だから=ノドグロ」
魚の名前の由来で良くある
そのまんま、どストレートな名付けです(分かりやすくて良いですね)
正式名称は『アカムツ』ですが北陸ではノドグロ
東北でも、北陸でも、もちろん関東でもない『新潟』でも
ノドグロと呼ばれます
ノドグロは、以前から水揚げされてきた魚で、新種でもなんでもないのですが、全国的な知名度を誇るようになったのはここ15年程とされています
元々、ノドグロは普通に安価な大衆魚、その大衆魚がなぜ、値段が高騰してスターダムを駆け上がっていったのでしょうか?
諸説あるようですが
きっかけは
2004年5月6日放送、関口宏 & 三宅裕司 司会の『どっちの料理ショー』らしいのです
炭火焼 vs 鉄板焼 対決で『ノドグロの干物』が炭火焼サイドで登場
北陸の名物として取り上げられ、スタジオでは実際に『ノドグロの干物』が振舞われ、あまりの美味しさに出演者がテレビであることを忘れるほどの驚きのリアクションをとってしまう
『どっちの料理ショー』放映後、ノドグロを求める視聴者がスーパーや市場に殺到し、瞬く間に品薄状態に→元々全国各地で水揚げされる魚ではないため、その希少価値から値段もそれ以前とは比べものにならない程高くなり、「幻の魚」と呼ばれるまでになり(ノドグロバブルのはじまり)
また、テニスプレイヤーの錦織圭選手が帰国時に「のどぐろが食べたい」と発言したこともあり
今現在も『ノドグロバブル』は続いています
元々歌唱力はあったが売れなかった歌手が、チャンスを貰いドラマの主題歌になり、ドラマの主題歌がヒットして、世間に認められ、スターダムを駆け上がり、紅白に出場し、今も人気です
みたいな感じですかね?
美味しい魚であった事がポイントですね(美味しくなかったら売れない)
ノドグロが高級魚な理由が
TVショーの影響だったとは...魚屋としても衝撃でした
第2のノドグロを発掘すべく、仕事に励みたいと思いますww
それでは、また!!
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