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『水族館人』人物紹介⑥:海獣の人、音楽の人

SAKANA BOOKS編集担当です。

サカナに特化した本屋SAKANA BOOKSがおくる第一弾書籍『水族館人 今まで見てきた景色が変わる15のストーリー』(4月中~下旬発売予定)は制作佳境です!

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いやあ、それにしても装丁画が素敵なんです。カバーの校正紙を見てはウットリしたり、一人盛り上がったりしております。すでにオンラインストアで公開されている通り、あえて「尾びれ」をフィーチャーした装丁なのですが、裏表紙に表れるサカナの表情もいいんですよ、これが。水槽の前でサカナと目が合う感じといいますか。

ぜひ実際に手に取って見ていただきたいです。

さて、『水族館人』は、水族館に関わるさまざまな立場の方に、人とサカナのストーリーをうかがっていくインタビュー集で、この場を利用して順次登場人物をご紹介しています。

第6回は〈海獣の人〉と〈音楽の人〉です!

■登場人物紹介⑪:芦刈治将さん

芦刈治将さんは葛西臨海水族園、鳥羽水族館、すみだ水族館といった大規模水族館でキャリアを重ね、現在はサンシャイン水族館でコツメカワウソやケープペンギンの飼育を担当されている〈海獣のスペシャリスト〉。

【サンシャイン水族館ホームページ】
【芦刈治将さんインタビュー動画】

そんな芦刈さんの海獣飼育に寄せる思いをお聞きしてきました。とても自然体な芦刈さんでしたが、熱い気持ちが押し寄せてくるような取材でしたね。そのお気持ちを受け止め、文章に表せたかどうか……ぜひ原稿でご確認ください。海獣の見方がアップデートされるのでは?なんて思ったりしております。

■登場人物紹介⑫:井口拓磨さん

水族館の音楽に注目したことはありますか? 『水族館人』では、サンシャイン水族館をはじめ、さまざまな施設のBGM制作を担ってきたサウンドアーティスト、井口拓磨さんにお話を聞きました。

【井口拓磨さんホームページ】
【「サンシャイン水族館」 サウンドスケープ Mucic by TAKUMA INOKUCHI】

サンシャイン水族館は音楽の完成度の高さが囁かれることはありますが、その制作背景をうかがうと、「そこまで周到に考えられていたのですね…」と息を呑む思いでした。音楽を味わう目的でサンシャイン水族館を巡りたくなること請け合いです。ほかにもニフレルやすみだ水族館の音楽制作についてもうかがっています!

ミュージシャンというと、ヒット曲をつくってステージに立ってみたいな姿を想像するかもしれませんが、サンシャイン水族館で10年以上も変わらず流れてきた井口さんの音楽は、果たして何千万人が耳にしているのでしょう。施設BGMというのは、ひょっとしたらマスに向けた音楽の究極形かもしれない……なんてことを取材中に思いました。

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芦刈さん、井口さん、取材のご協力、誠にありがとうございました!

最後まで読んでいただきありがとうございます。
『水族館人』に登場する方のご紹介は毎週月曜、木曜の予定です。
次回更新は4月3日(月)なので、どうぞご期待ください。

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