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【ワーホリ】ホームステイ先のマザーにクレームされた話

こんにちは、サカナです!
今日はワーホリ中にホームステイ先のホストマザーにクレームされた話をしたいと思います。

今では笑い話なので、ぜひ気軽に読んでくださいね〜!

ホームステイ先について

オーストラリアにワーホリに行っていた私ですが、着いて最初の1ヶ月はホームステイをしていました。
慣れるまでの最初の1ヶ月はホームステイを選ぶ人が多いと聞いて、私もその方が安心だったのでホームステイを選びました。

立派なお家に住む日豪カップル
ホストファミリーは中心地から離れた静かな住宅地に住む日本人のホストマザーとオーストラリア人のホストファザー、そしてバイリンガルの娘の3人家族でした。

お家は新築で大きくてとてもきれいなお家でした。
ホストマザーが○億で建てたと言っていた時は焦りましたね。

もう1人の留学生
ステイ先には私の他にもう1人留学生がステイしていました。
ヨーロッパから同じくワーホリで来ている同い年の女の子でした。
学校は違ったのですが、同じようにシティの語学学校に通っていることが分かり、毎朝いっしょにシティまで行くことに。

私より抜群に英語が上手い彼女でしたが、とってもフレンドリーで一気に仲良くなったのです。
オーストラリアで最初の友達は彼女なんです。
この出会いには本当に感謝です。

厳しいハウスルールはあるが優しい家族
ステイ先にはお子さんもいたので、原則21時までには帰宅しなければいけないというハウスルールがありました。
他にもハウスルールがしっかりとあり、厳しいなと思いつつも私の中では許容範囲でした。

ホストファミリーは本当に仲が良く、家族を守るためにハウスルールもきちんと作っているのだと思っていました。

ホストマザーはどんな人?

それでは実際に私サカナをクレームしたホストマザーはどんな人だったのでしょうか?

チャキチャキ関西人
関西出身のホストマザーはチャキチャキしていてしっかり者のお母さんでした。
面倒見もよく、オーストラリアに行く前から連絡をとっていて、必要なものとかあれば便利なものを事前に教えてくれていました。

オーストラリアに着いた初日は家のこと以外にも、マザーがどうしてオーストラリアに今住んでいるのかその経緯までお話してくれました。
初日で緊張していましたが、聞きなれた日本語で話せたことでほっと安心できたんですよね。

神経質なところがあるマザー
基本的に優しくて面倒見の良いホストマザーでしたが、一つ気になるところがありました。
それは「神経質」なところがあるところ。

○億で建てたという新築のお家で、大理石を使っている床は傷つけたくないだったり、2階はカーペットを敷いているから食べ物・飲み物は禁止だったり。
お家を大切にしているのは分かるのですが、少しやりすぎではないかなと思うところがいくつかありましたね。

お金にシビア
これは関西人だからというよりはマザーの性格だと思うのですが、聞きたくないのにめちゃくちゃお金の話をしてくれました。

例えば、わたしが使っているエージェントと、ヨーロピアンの女の子が使っているエージェントが違って契約しているお金(1週間のレント+食費)を私より多く支払っているっていうことだったり。
その金額を聞いてもいないのに教えてくれたり、そのお金で新築のお家のローンを返済しているなど。

いや、わたし聞いてないんですけど、っていうくらいお金の話をたくさんしてくれましたね。

クレームされた経緯

では、本題の私がどうしてホストマザーにクレームされたについて、その経緯をお話していきますね。

部屋を探していたサカナ
もともと最初の1ヶ月だけホームステイをする予定だったので、オーストラリアに着いて2週間経ったころから部屋探しを始めたんです。

語学学校からも近いシティの街中で部屋を探していました。
インターネットでいくつか部屋を探して、インスペクション(部屋の内見)ができる日程をオーナに問い合わせ。
あとは、インスペクションに行って、気に入る部屋を見つけて決めるだけ。

インスペクションに一人で行く不安
いよいよ、インスペクションの日程が決まりました。

その時、ある不安が頭をよぎったんです。
それは、私の友人がカナダでワーホリをしていた時に、インスペクションで危ない目に遭ったと言っていたこと。
その友人は一人でインスペクションに行き、その家のオーナーに襲われそうになっていたんです。

そのことを思い出した私は、一人でインスペクションに行くことに不安と恐怖を抱きました。

唯一の友人に付き添いを頼む
一人で行くことに不安だった私は、唯一の友達である一緒にホームステイをしているヨーロピアンの女の子に付き添いを頼みました。
彼女は快く私のお願いOKしてくれて、インスペクションに付いて来てくれることに。

インスペクション時は、オーナーの英語が早くて分からないときもあり、その時は友人がフォローしてくれたりと、とても心強かったです。

ホストマザーに責められる
部屋探しをしていた私はほぼ毎日のようにヨーロピアンの友人と一緒にインスペクションに行って、毎日いっしょに過ごしていました。

そんなある日の夜、ホストマザーが私の部屋を訪れました。

マザー:「○○(ヨーロピアンの友人)と一緒に住む部屋を探しているの?」
わたし:「ちがいますよ!一人で行くのが怖いので一緒に付いて来てもらってます」

マザー:「・・・。あなたは1ヵ月の契約だけど、○○はもう3ヶ月この家でステイする予定だから、一緒に家を出ようなんてそそのかさないでね。そうなるとあなたは契約違反になるわよ。その際はあなたのエージェントに連絡させてもらうからね。」
わたし:「?!?!?!」

と、言い放たれた私。
突然思いがけない内容で責められて、頭の中がパニックになりました。

部屋が決まった!!
そして、なんとか無事に気に入った部屋が見つかり、1週間後にはステイ先を出ることになりました。
ホストファミリーにも伝えると、寂しいけれどまた遊びに来てねと優しい言葉をかけてもらいました。

ホストマザーに責められたあの一件から、特に何もなかった私は何事もなかったように普通に過ごしていました。

そして、寂しさもありながらステイ先を去ったのでした。

知らない間にクレームされていた
ステイ先を出て新しい部屋で生活をし始めて2週間後。
書類を受け取るためにエージェントのところに行きました。

その時、衝撃の事実を知ることになったんです。

担当のエージェントの方が私に「ホームステイ先で何か嫌な思いをしなかった?」と。
マザーに責められていた話もすっかり忘れていた私は「ないです。」と答えていました。

担当 :「実はホストマザーからクレームがありました。内容はサカナさんがもう一人の留学生と一緒に住む部屋を探して、その子の契約がなくなってしまったと言われています。何かホストマザーから言われた記憶はありますか?」
サカナ:「あ!一回言われたことがあります。その時はインスペクションに行くのが怖くて付き添いをお願いしているだけと説明したんですけどね・・・。」

担当 :「なるほど。こちらも話を聞いていてサカナさんは何も悪くないことは理解しているので、サカナさんを守れるように説明しています。ただ、サカナさんが何か言われて嫌な思いをしていないか心配になったので。」
サカナ:「今のところは大丈夫です。クレームされていたのは知らなかったので悲しいですが・・・。」

担当 :「おそらく契約していた期間内で留学生に出られるとその分の収入が減ってしまうので、そこを気にしてクレームされたんでしょうね。もう一人の留学生がステイ先を早めに出るのはその方の契約なので、サカナさんには関係ありません。なので、気にしないでくださいね。エージェントとしても今回の件は上層部に報告しているので、おそらく今後こちらのステイ先を利用することはないと思います。また何かあればいつでも相談くださいね。」
サカナ:「分かりました。」

知らない間にエージェントにクレームされていたことに本当に驚きました。
もともと神経質な方だとは思っていたので、今回も私がもう一人の留学生と一緒に部屋探しをしていると思って、契約がなくなったらローン返済に響くからと思って、その矛先が私に向かったんでしょうね。

その後
クレームがあった後、私はホームステイ先に一度も行くことなく過ごしていました。
ホストシスターの娘さんとはSNSでたまにやり取りをしていたくらいですね。

ステイ先で出会ったヨーロピアンの友人はその後もずっと交流を続けていて、日本へ帰国した今でもたまに近況を報告しあっています。

おわりに

ホストマザーにクレームされたこの一件は、数あるワーホリ経験者の中でも珍しい体験だと思っています。

今では、ワーホリのおもしろ話として利用させてもらっています(笑)

ホストマザーにクレームはされましたが、ホームステイを最初の1ヵ月間経験したことは良かったと思っています。
なにより大切な友人と出会えましたしね!

他にもこんなホームステイ経験された方いないですかね?
もしあればぜひコメントいただければうれしいです!!

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