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新卒入社した会社を辞めてワーキングホリデーを選んだ話

わたくしサカナ、新卒で入社した会社を辞めてワーキングホリデーでオーストラリアへ飛んだ過去があります。

今日はそんなわたしがどうして会社を辞める決断をしたのか、どうしてオーストラリアへワーキングホリデーに行くことを決めたのかを自己紹介の一つとしてお話しますね!

入社1年目

2015年4月、新卒で入社した会社で社会人デビュー。

就職先は地元では大手とも言える製造メーカー、そこでわたしは「一般職」として入社しました。

もともと大学で英語を専攻していたこともあって、英語を使った仕事を希望していたわたし、なんと1年目からその英語を使う海外業務に携わることに・・・

任せてもらえる嬉しさと、期待にこたえなきゃというプレッシャーを1年目から味わうことになったのでした。

2年目

2年目になると海外関連の業務窓口として働くことが一気に増えました。

英語を使って仕事ができる喜びと同時に、自身の英語のできなさを痛感。
「英語を専攻してきて、英語がめっちゃできる新人」として周りから期待の目で見られていたのもあって、大きなプレッシャーを感じていたのでした。

仕事として英語を使うようになって、あらためて分かりました。
「わたしの英語じゃ全然ダメだ、通用しない」

3年目

3年目になると、どんどん海外関連の仕事を任されるようになりました。
その関係で海外出張にも同行させてもらうことに。

ビジネスの場で英語を使うって、めちゃくちゃすごいことで、自分のレベルを痛いくらい痛感しました。

この出張がきっかけで「今の自分に対する不安」を抱き始めたのでした。

仕事はおもしろいし、任せてもらえて嬉しい気持ちもありました。
ただ責任が重くなってきて、明らかに他の「一般職」の社員との業務量の差を感じ始めたのです。

「一般職」のあの女性はぜんぜん仕事せずスマホいじってて、わたしより勤務年数が長いから給料が高い。
「総合職」のあの男性はぜんぜん仕事せずみんなに嫌われてるけど、わたしなんかより給料いっぱいもらってる。

周りと比較して、わたしは頑張っているのに、待遇はこんなに下なんだ・・・

がんばっても評価されない辛さ。
一般職である限り、待遇は一律。昇格もない。
わたしは何のためにがんばってるんだろう?

この事実が辛くて、仕事に対するやる気を失い始めたのでした。

4年目

仕事に対するもやもやを抱えたまま4年目になりました。
「今の環境から逃げたい」そう思い始めたのがこの時期です。

それはちょうど大学時代の友人と会うきっかけでした。

「今の仕事を辞めたい」「転職しようと思ってる」「海外留学に行く」

そんな友人の話を聞いて、「もしかしたら今が行動するべき時なのかも」そう思い始めました。

このとき初めて「自分がどうしたいのか」真剣に自分と向き合うことを始めたんです。

わたしはどうしたいのだろう・・・

そう考えたときに一番強く思ったのは
「今の環境を変えたい」そして「海外に行きたい」ということでした。

海外ボランティア、海外の大学院への進学、ワーキングホリデー
いろいろ思いついた中でも私はしばらく悩んでいました。

なぜなら「何がしたいのか分からない」から。
明確な目的がなかったんです。
「海外に行きたい」ということだけで、やりたいことがありませんでした。

目的がなくて海外へ行くこともいいと思いました。
でも行くには「会社を辞める」必要があったので、辞める理由が私には必要でした。
親への説明にも「海外へ行きたい」だけじゃ不十分なのは分かっていたから。

そこで、自分が「海外へ行きたい」理由を深堀して考えてみました。

地元にいたくない  
⇒ 今の会社で働いても先がないから
海外で住んでみたい
⇒ 自分の力を試したいから
留学してみたい
⇒ 英語をうまくなりたいから
挑戦してみたい
⇒ 海外で1年間すんでみたいから
そしてこの手段は「ワーキングホリデー」しかないと思いました。

1年間外国に住めて、学校にも通えて、仕事もできる。
これまで一回も留学したことなくて、長期間海外に住んだことが無かった私。
めっちゃ不安だけど、住んでみることで自分が海外に合っているかどうかも分かる。

自分の英語に自信が無くて、英語力を上げたかった。
1年間海外で住むことは、英語環境に1年間身を置けるということ。
これは今の自分の力も試せるし、英語力を上げることにもつながると思いました。

なにより働けることも大きい。
日本の会社で英語を使うなんて、ほぼ資料作るかメール打つかのその程度。
これで英語で仕事できるなんて不可能。
海外で英語を使って仕事をしてみたい、挑戦してみたいそう思えたんです。

悩み始めて半年かかって、
やっと「会社を辞める」決断と、「ワーホリに行く」決断ができました。

私の場合、「会社を辞める」ことはワーホリを行くためには仕方ないことだったし、これからもずっと働きたい場所とは思えなかったので、辞める決断は案外スムーズにできました。

でも「休職」の可能性も会社の規定で調べた上で、私の場合は休職はできないってわかっていたので、辞める決断を固められたのもあると思います。

2019年

そして翌年2019年、オーストラリアへ新たな人生の挑戦へと旅立ちました。

私はこの「オーストラリアへ行く」という決断が人生で一番最高の決断だったと自信を持って言えます。

決断する前は、めちゃくちゃ悩んだし、来る前もめちゃくちゃ不安だったけど、
この悩んで悩んで決めた決断だからこそ、このワーキングホリデーで得られたものは大きかったし、かけがえのない経験になりました。
何より自分で決めた決断でここまで自分を幸せにできたことが本当に嬉しかった。

私の場合、入社3年目で今後の自分に不安を抱き始めて、そこから何がしたいかを考え始めました。
この時がわたしにとって行動を起こすタイミングだったんだと思います。

これって人によってそれぞれ違うと思います。
とにかく自分にとってそういう不安を抱くことがきっかけになって、何かを始めたり行動を起こすことにつながっていくんだと思います。

私は「会社を辞めてワーホリに行く」という決断にいたるまで、人生で一番悩んだし、苦しみました。
でもこの悩んで苦しむくらい、自分にとってこの悩みは自分にとって重要だったということだと思っています。

もし、これを読んでいる方で、「会社を辞めるか悩んでいる」だったり、「ワーホリに行くか悩んでいる」だったり、とにかく何か悩んでいる方、悩んでください。
思いっきり悩んでください。

この時間ってぜんぜんムダじゃないです。
悩むことにたくさん時間をかけるほど、これだけ真剣で大切な問題、悩みだっていうことに気が付きます。

せっかくのタイミングです!
自分としっかり向き合ういい時間だと思って、ぜひいっぱい悩んであげてください。

どんな決断になっても、このたくさん悩んで自分と向き合ってあげた時間はかげがえのない時間になります。

悩むのしんどいし、苦しいし、結局決めるのは自分だし、ツライですよね。
めっちゃ分かります。わたしも1年以上悩んで苦しみました。

でもこうやってみんな悩んで、もがいて、苦しんでいるんだと思います。
特になにか大きな決断をするときって。

だからあなただけじゃないです。
でもあなたしかできないことなんです。自分と向き合ってあげるのは。

偉そうなことを言ってしまいましたが、言いたいのはわたしも一緒だということです。

悩んで苦しんで決断して、それを実現させて、それが今の私につながって、こうやってハッピーな生活を過ごせています。

今の環境にいるのが不安で嫌な思いをしている方、
今の環境で次の半年後も、1年後も、3年後も同じ環境だったらどうですか?
後悔しませんか?
後悔するようなら、今が環境を変えるベストタイミングなのかもしれません。

ぜひ、自分と向き合って、自分にとってベストな決断をしてあげてくださいね。

ワーキングホリデーの内容については、また別記事で紹介したいと思います!

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