今週の台所・弁当ハック
毎週その週のハイライトを考えるとき、最初に何が一番印象に残っているか、なぜ印象に残っているかを考える。今回思い浮かんだものはというと、わっぱに入ったお弁当。なんで印象に残っているかを突き詰めると、生活が快適にまわって心地よく、自分に合ったスタイルの準備でここまで違うのか、と思ったことが関係していた気がする。以前書いたことと重なるところも多いが、自分の中の学びを忘備録も兼ねてまとめてみよう。
1.下味した主菜をオーブンで焼こう。
私は弁当を当日準備せず、前日の夜に準備しておくタイプだ。で、今週は次のような流れが多かった。週末、下味調理した肉魚をジッパーに入れて冷凍庫へ入ておく。そして平日、出勤前に下味調理の肉魚をガラス容器に入れ、自然解凍し、帰宅後にガラス容器をオーブンに放り込む…。味つけはシンプルに塩や塩麴で、ささみはチーズを挟んだ。翌日の主菜がどれがいいかだけ一瞬考え、その後は何も考えることなく自然解凍&オーブンへを繰り返した。便利!
2.野菜の副菜を3つ入れたい。
「3つ」の部分だけに着目すると難しそうだけど、一度、長期保存のきく保存食を仕込んでしまうとハードルがだいぶ下がる。ぬか漬けがこの中でも特に便利で、ぬか床を一旦作ると簡単に1副菜が完成する。で、ずっと作りたいけど面倒だなと思い続けていたザワークラウトを先日作ったら、添えるだけで一品が完成。
最後に、自分の中では鉄板の、緑の野菜の塩ゆでをそえたら3つ達成。緑野菜の塩茹では素晴らしい。そのまま弁当に添えてもいいし、飽きたら味噌汁に入れてもいいし、卵と炒めれば一品にもなってくれる。とはいえ、副菜3品はひーひーいっている部分で、試行錯誤はこれからも続く…。
ちなみに、ザワークラウトはいつもこちらのページを参考にさせてもらっています。
3.だしを食べよう。
これまでだしパックを使っていたのだけど、ふと昔やっていたそれぞれのだしを混合させる方向にシフトしてみた。昆布、煮干し、どんこ…と水出しで準備しておいて、そこに野菜をザクザクと加えていく。いちいち準備するのはコストもかかるし、手間も増えて面倒だ。だけど、いいなと思ったのが、みんなそれぞれそのまま食べられること。特に、生のきのこがなくても、どんこを一個入れるだけでだしもでてしいたけも食べらるのが一石二鳥だなと思った。週末に近づくにつれて野菜が枯渇してくことも多く、そんなときもありがたい。今回、水出しを作るときかつお節は入れておらず、これだけだとだしが少し薄いように思えて、下の写真ではかんぱちのあらを塩麴に漬けておいたやつを一緒にしてあら汁にして食べた。あら汁、濃厚でうまかった。
下は鉄板その3、鶏むね肉と野菜スープ。みんな食べられて一石二鳥!
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私にとって欠かせないものは、栄養、見た目の色合い、楽しみにするおかずがあるかだと思う。その一方で、楽で、できる限り準備のステップが少なく、かつおいしいという項目を満たしていないと自分向きじゃない。今週は少し、両方を満たしつつうまくまわせる仕組み作りに近づけたかなと思う。昼、弁当をパカッと開け、モグモグ頬張る時間がいつもより心地よかったなぁと思いだす。
最後はこちら、明日の弁当。おさえどころは緑と黄色な気がしています…。
自分の試行錯誤の弁当ハックを、簡潔に一覧でまとめた投稿をいつか書きたいです。
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