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アンチヒーロー追っかけ考察note 9

6月13日

最終話まであと3日となった! 追いアンチ続ける。

長谷川博己×プロデューサー×監督が集結!『アンチヒーロー』最終回直前 緊急SPトーク!!《前半戦》【TBS】

TBS公式からアンチヒーロー制作陣のYouTube座談会映像が現れた!
出演は飯田プロデューサー、田中監督、主演の長谷川博己さん。

以前に飯田さんが何処かで、このドラマは2020年から局内で企画書を出していたという話があった。
「アンチヒーロー」の制作チームは2019年4‐6月期の「集団左遷」以来の同じチームだった。時系列がこの映像の中で語られている。
2023年3月   長谷川博己さんに企画書を提出
2023年7月   長谷川さんと脚本家
2023年10月   長谷川さんと監督
2024年1月16日 スタッフ、共演者、初顔合わせ
2024年1月20日 クランクイン
2024年4月14日 放送開始
2024年6月1日  クランクアップ
2024年6月16日 最終回放送
忘れてはいけないのが「VIVANT 」は2023年7-9月期。プロデューサーは2つの作品を動かしていることになる。あれほど反響が大きくテレビでの番宣も多かった作品、同時進行での切り替え方が凄いと思う。
後半映像が出てきたらまたこの頁に貼りたい。

ドラマの結末を迎えるまで情報収集をしつつ、miletさんの歌声を聞いて待とう。Spotifyプレイリストから


6月14日

糸井一家の事件が起こったのは12年前の2012年。
明墨が検事を辞めて法律事務所を開いたのが5年前の2019年。
桃瀬礼子さんの墓に記されていた没年が2018年。

明墨が桃瀬からノートを受け取ったのも2018年でそれまでは志水の冤罪は考えていなかっただろう。同僚の桃瀬から冤罪の可能性を聞いた時にも笑い飛ばしていた。桃瀬は亡くなる寸前(1ヵ月前とか)に最後の願いを込めて明墨にノートを託す。そのノートを検証することで明墨は大きな後悔と虚無感を抱えたのではないかと思う。翌年志水の冤罪を晴らすことだけを目的に弁護士として新たな人生を歩み始めた。
冤罪と気づいていない6年間、明墨は検事の職責、裁判官の判断、それを正義だと確信し疑うこと無く生きていただろう。それに真っ向から挑む桃瀬のノートを見た時からの1年間をいつかエピソードゼロで見せてもらいたいくらい興味がある。2時間ドラマができそうだ。

事務所にやってきたばかりの赤峰が結果ありきで証拠を探す行動を取っていた時に明墨はきっと自分の検事時代を思い返していたと思う。赤峰に伝えたいことと過去の自分への憤りがその放送回に現れていた。
赤峰は緋山が本来有罪でありながら赤墨の弁護のおかげで無罪になったことを未だすんなりと受け入れられない。「推定無罪の原則」だが、志水が無罪になった後に緋山のことで赤峰は明墨と黒白を分かつことになるんだろう。緋山は本当は有罪なのか、本当に無罪なのか、明墨はどう考えているのだろうか、クライマックスで緋山の行く末が見えるだろう。

このドラマの表のテーマは「家族」の繋がり、愛や絆であり、裏テーマは「色」が暗示する言葉やイメージなんだと思う。考察隊は名前だけでなく、花の色、服の色、いろんな物でドラマの先を見つけ出そうとしている。
家族は勿論、志水と紗耶、倉田と紫ノ宮、伊達原と結奈、富田と正一郎、ついでに言うとココアとミル、他にももしかしたら誰かと誰かが繋がっているかもしれない。また、桃瀬と緑川はかなり親しい同僚関係だったかも。
いろんな可能性を考えていくとこのドラマがより面白くなる。

事件の元になった食中毒が他殺かどうかの問題。伊達原は何か他の悪事の隠蔽の為死因を高濃度硫酸タリウムの過剰摂取による毒死にしたかった。志水が自分の横領がバレないよう横領仲間の糸井を殺害したというのが理由。でも桃瀬が毒の種類が違うことに気づく。症状が似ているが実は殺害に使われたのはボツリヌストキシンという毒だった。ただ、桃瀬は冤罪の証明をしていたけど真犯人が他にいるとは言ってないように思える。本当に殺害なのかどうか、自殺、もしくは本当の中毒死も考えられる。

ならボツリヌストキシンとはどんな菌なんだろう、気になったので調べてみた。1才前の乳児に蜂蜜を与えてはいけないと私たちは妊娠時から注意を受けるがこれも蜂蜜の中にボツリヌス菌が入っているからだそうだ。
蜂蜜は包装前に加熱処理を行わない為ボツリヌス菌が混入している場合がある。1才未満の乳児は腸内環境未熟なため蜂蜜にボツリヌス菌が混入していると菌が腸内で増え乳児ボツリヌス症を起こす可能性がある。また加熱した場合も耐熱性が高いので120℃4分以上の加熱が必要で家庭での調理に不向きなので乳児には食べさせないのだそうだ。
また美容施術で聞くボトックス注射はボツリヌス菌がつくる蛋白質(←これがボツリヌストキシンらしい)を薬として加工されたものだそうだ。筋肉の中の神経を麻痺させ注射部位の筋肉を弛緩させ関節を動かしやすくする効果があるそうだ。(量が多すぎると亡くなるのかどうか、医療系のサイトにはそこまでの記載はなかった)が、美容の為なら自分なら避けたい。

アンチヒーローのドラマ的にはもしかしたら横領が理由の一家心中かもしれないし、コメント欄ではじゃが芋の冷製スープが原因のソラニンかもというものもあった。意図しない事故の可能性も少しだけある。毒の話は難しいので詳しいことが書けない、そこの解明は紫ノ宮女史に任そう。私は何らかの物理的な原因で他殺ではなく志水の無罪が証明されるのではと考えている。

最終話は糸井一家の死因が判明しそれを誤魔化し隠蔽していた首謀者の伊達原に矢が飛んでくるのだろう。その向こう側に隠れていた政治家も炙り出されそうに思う。徐々に明墨の陣地に味方が増え伊達原の最後が多勢に無勢であってほしい。倉田も瀬古も自身の内側にある最後の正義を見せてほしい。
「シン・ゴジラ」ではゴジラ(伊達原=野村萬斎さん)は最後は内閣官房副長官・矢口蘭堂(長谷川博己さん)に倒されるのだ! こちらのゴジラも同じ運命を辿るのではないか。

次々アップされるアンチヒーローニュースで過去のおさらいができそう。

10話分の台本、黒い表紙が少しずつ白みを帯びて最終話は白色に。
明るい明日が見えてるということだろう!

6月15日

後半戦がきた!
沢原麻希、麻色も入っているらしい。
更に、また一人(一色)出てくるらしい。

幻の結末が存在する!?長谷川博己×プロデューサー×監督が集結!『アンチヒーロー』最終回直前 緊急SPトーク!!《後半戦》【TBS】

SPトークを見て気づいたこと。
桃瀬の墓に行ったのは3人ではなく1人だった。黒い服ですらっとした人、ぼやけて性別も不明だけど緑川の可能性が高い。黄色い花の意味は何か。

沢原麻希の麻色も一色だった。志水の水色もそうだった。あとひとり新たな色の着いた名の人が最終話に出ると話している。でも気づかないかもわからないけど、とも。今頃まったく目新しい人が不自然に出てくるだろうか。

桃瀬ノートに絡んで音尾さん演じる深澤が登場したけどこれはノートの検証の為必然。深澤は証拠の動画に移っている女性に依頼されてあの動画を倉田に相談する為渡した。深澤は動画の女性を知っている。白木かどうかも判る。大事な役割。

それ以外だと糸井事件でのボツリヌス菌の科捜研鑑定関係者か。糸井事件の鑑定士(平塚聡)は3年前に亡くなっていて助手に当たってみると赤峰が明墨に言っていた。この助手の名前に色が着いている可能性はある。

相関図には糸井一家の写真と名前が無い。このドラマの核となる事件の家族がどうして名前を明かされないのだろう。糸井一家の誰かに色の名がつく人物が居て無罪の証拠と関わっているのだろうか。

桃瀬は深澤の糸井事件の噂から志水の冤罪の証拠探しを始めた。伊達原は糸井事件で昇進したことも判った。糸井事件の直後に娘が生まれている。伊達原自身が保身のために志水を陥れたという説は充分な理由に値する。

桃瀬が手が震えてペンを落とす。入院、その病気が今回の糸井一家の死因とも近いのではないか? 桃瀬も誰かに何かの毒を仕込まれたのではないだろうか。ボツリヌストキシン中毒の症状には似てないのか。

伊達原も倉田も自身の保身、更に家族の崩壊、娘との関係を危惧してのことだが最後の欲のようなものが違っている気がする。倉田はきっと娘の言葉に促され証拠の動画を提出するだろう。きっと倉田は悪人に成りきれずコピーを保管している。

瀬古も悪人になりきれず紗耶の居る児童養護施設に償いの寄付やボランティアをしに来ていた。自ら贖罪のつもりで証言台に立つのではと思う。すべてを沢原は記事にするだろう。

私が勝手に思っているだけの話だけど、迫田さんの軽すぎる配役。盗撮動画を依頼した江越は最終話にどれくらい絡んでくるのだろう。VIVANTでも亡くなってるし、今回は登場がほぼ1話のみ。もっと振り回してほしかった。

最終話の裁判シーン。「伊達原vs明墨」は田中監督が言うに38分38秒もあるそうだ。長い対決になる。劇場のお芝居のひとつの場面ほどある。最初は「個 vs 個」、しだいに「個 vs 独」になり最後は「大勢(明墨)vs 独(伊達原)」になる! これはよそ見はしていられないぞ。しっかり見届けないと!

「アンチヒーロー」最終話を前にプロデューサーが語る 「伏線はほぼ回収できたと思っています」(エンタメOVO) - Yahoo!ニュース
エンタメOVO 6/15(土) 10:00配信

(以下引用)
飯田氏は、最終話の見どころを、「明墨先生が、お父さん(志水)を冤罪(えんざい)にしたことによって、家族を奪ってしまった少女(紗耶)への思い、それを救う物語だと企画書の表紙に書いてあります。最終話は、志水と紗耶(近藤華)、倉田(藤木直人)と紫ノ宮(堀田真由)、伊達原(野村萬斎)と娘の関係が描かれます。そこから、自分自身にとって何が大切なのかという感情に注目して見てほしいと思っています。特に16日は父の日ですし、そういったことも踏まえて、親子で見ていただけるとうれしいです」と語った。

私たちは単なる犯人当てや死因当ての考察ではなく、このドラマを通して制作側が言いたかったこと、演者たちが伝えたかったことを自分なりに受け留め自分の生き方に多少なりともプラスにできればと思う。
何度か書いてきたけど日曜劇場の根底に流れる大きなテーマは「家族」だと思っている。何かを守るために人は間違ったことを正義だと勘違いしたり、正義を見誤ったりという過ちを犯す。完璧な人間は居ない、どんなに偉い立場の人も、どんなに優れた能力を持っていても、どこか窪んだ弱い部分を持っていてそれを隠しながら笑みを浮かべて生きているのではないか。

逆に言うと、伊達原にも共感する部分が出てくるのかも。憎めない人間性が見つかるかも。そう思いつつ明日の最終話を観よう。明日を待つことにしよう。 深夜 1時23分、就寝。
最終話25分拡大版 6月16日(日) 21:00~ 「アンチヒーロー」

1)接点  2)拒絶  3)過去  4)冤罪  5)因縁
6)不正  7)追求  8)真実  9)約束  10)正義


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