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行動経済学を学ぶ

週に一回、地元大学の社会人講座に通っている。
全六回のうち、二回目が終わった。

行動経済学、前から気になっていたのだ。
講座説明には「経済学という考え方の枠組みからスタートし、人間の心のメカニズムや人間行動の非合理性に着目した学問です。」とあり、しかも、講座対象者に「物事を理性ではなく感情で決めることが悪いことだと思っている人」とある。
これは学んでみねば!

聴講するだけでいいのだろうと気軽に構えていたら、所々
「はい、4人グループ作ってまず自己紹介。話し合ってグループの意見を発表してください!」
と言われる。

ゲッ私の苦手なやつだ、でも頑張るぞ!

心理学は個人に焦点をあてるのだが、行動経済学は、多くのひとはどういう行動をとるだろう?というところに焦点をあてるので、私ならこうする、私はこう思うということを個々に話して、どれが多数派ですかね?とグループの意見をまとめる。
そもそもみんな言うことが違うじゃん!って結構おもしろい。

今回のキーワードは”ナッジ”
(写真は”ナッツ”)

自分なりに”ナッジ”を設計してみよう!
全六回の講座終了時には完成しているはず。
”人間のもつ本質的な行動バイアスを上手く利用し、人々がより良い選択を自発的にとれるようにそっと背中を押すアプローチの仕方を考えてみる”

とってもおもしろいのだが、レベルも高い…。
私の場合は、テーマには迷わない。
自分のなかで、なかなか行動に移せない課題があるのだ。
これが解決したら、他のひとにも活かせそうだし。
何しろ個人に当てはめるのではなく、多くのひとに当てはまる”ナッジ”を設計するのだから。

ふふふ、急にやる気が出てきた。
こうして私の平凡な日常も、少しずつ動いていく。

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