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映画『窓際のトットちゃん』から感じたこと

映画『窓際のトットちゃん』を観た。
つくづく「人生において誰と出会うか」は重要だと思った。

時代背景や環境もありますが、『みんな違ってみんないい』と詠んだ金子みすゞは自死を選び、黒柳徹子は未だお元気。

お話だからね、アニメ映画だからね、史実そのままだとは思わないが、子どものころの心情を鮮明に覚えていて、文章に表せる黒柳徹子はすごい。

映画を観た私も、感じることがたくさんあった。
それを文章にできない自分の才能が悲しい。

でも、だんだん大人になって、感情を揺さぶられることの少なくなった日常で、感じることがたくさんあった。
この作品に、今、この歳で出会えたことをうれしく思う。

他人より敏感で、生きづらさを感じながら生きてきた。
”いちいち気にしない性格になりたい”
”感情に任せて行動するから上手くいかないんだ”
”みんなと同じようにしないといけない”
そうやって、益々自分を責め、動けなくなっていった。

だけど最近思い出したのだ、もちろん出会いを通して。
大人だからと遠慮せず、泣いたり、怒ったり、笑ったり、日常のなかで感じて生きていきたいと思う。
まだまだ新しい出会いもある。

そして、それを文章に表せたらいいな…と思う。
金子みすゞや黒柳徹子にはなれずとも。

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