【後編】幼児教育の専門家の方に、お話聞いてきました

こんにちは!さかもとです。
今日は前回の記事の続きです。

さて表題の件ですが、先週末に幼児・小学生教育の分野で長年お仕事をされている方にお話伺ってきました。現場で長年働かれて肌で感じたことや、教育科学についての研究内容についてのお話など、具体的なお話から抽象的なお話まで幅広く本質的なことを伺えて大変有意義な時間でした。今回はせっかくなので、聞いた内容のなかで私が大事だと感じたことを前編後編に分けて記事にしてみようと思います!
(前編記事より)

先日お話を聞く中で、子育てをするには、子どもの成長をサポートするためには、子どもの主体性を育むことが大事なのだなということを改めて感じました。自ら考えて自ら行動できる子に育てる。これからの不確実性の高い世の中を幸せに生きぬく上では、とても大事なことだなと思います。

今日は、先日専門家の方から伺った中で、日常の中ですぐに意識&実践していけそうだなと思った事を3点、まとめてみました。

●なるべく『埋め込み質問』をしない


先日お話伺った方は全国でスクール経営をされている方だったのですが、各科目の担当講師の方に、上記のことを徹底して指導されていると教えてくれました。

『埋め込み質問』とは、質問する側が決めつけた前提が組み込まれた質問のことです。例えば、絵画の習い事において「青いりんご」を書いた生徒さんがいたときに、「どうして青いりんごを書いたの?」と聞くことは埋め込み質問となります。そこには「りんごは青くない」といった前提が組み込まれており、生徒の自由な発想や思考を否定することに時につながるのだそう。
(ついつい自分も日常的に無意識で、やってしまいそうな質問だなと思いました)

「私だったらりんごは赤で描く気がするんだけど、〇〇ちゃんが青で描こうと思ったのはどうして?」と、聞くほうが、より対等なコミュニケーションのようです。

●何でもかんでも親が手助けをしない

「さかもとさんは、お風呂でお子さんの顔に水がかかった時、どうされてますか?」と聞かれました。

話を聞くと、お風呂で顔にかかった水を親が代わりにふいてあげてしまうと、プールが苦手になってしまうお子さんも多いのだそう。特に、長男長女は親にとってはじめての子どもであるために、プールの水が苦手なお子さんの割合が多いということでした。

わが家の場合は私が大雑把な性格ということもあり笑、子どもの顔に水がかかっても気にせず放置していましたが、子どもが自分で水を拭えるよう意識的に見守ろうと思いました。かわいくても、心配しすぎたり手助けをしすぎない方が、ゆくゆく子どもの成長にとってはプラスになるのかもしれないですね。

●「勝手にしていいよ」は最強のことば

「自分で考えるように促すうえで効果的な声がけ」という話の中で、「勝手にしていいよ」「勝手にしなさい」というのは最強の言葉だと話されていました。

その方はお子さんが3人いらっしゃる方で、よく実験するそうなのですが、
買い物に行った時に次男にお菓子を買っていいかと聞かれた時、「勝手にしていいよ」と返答したところ、自分で予算や買うものを決めて買い物かごに欲しい物を持ってきたそうです。

確かに私ももし、「勝手にしていいよ」と言われたら、「え、じゃあどうしよう!?」と嫌でも考え始めずにはいられないだろうなと思いました。笑
ああしなさいこうしなさい、と言うよりも、子どもに任せようというスタンスが大事なのだなと学びました。

* * * * *

いかがでしたでしょうか?

お話の上手な方だったので、実際はもっと分かりやすくて興味を掻き立てられるような話し方をされていたのですが、私が振り返って文字にしてみたらなんだか実際聞いた内容よりもうすっぺらくなってしまった気がしますが^^;

子育て中の方や教育に携わられてる方にとって、少しでも参考になれば幸いです。

それでは、また!

▼【前編】を読まれてない方はこちらもよろしければお読み下さい♪


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