【11〜1月入社を目指す方に】SES企業選びのポイント5選(逆質問10+5個追加!)
こんにちは。まっけんゆう(@makkenyu_46)です!
このnoteでは、私がエンジニア転職で「どうやって企業を選んでいたのか?」「どこを見るべきなのか?」「面接では何を聞けばいいのか?」
複数のWebサイトの情報+自分の考えを元に解説していきます。
私は、大学を1年休学して23歳で人材派遣会社に入社し、転職エージェント(派遣コーディネーター)と営業事務を経験し、2年働いた職場を退職してほぼ独学で勉強。オリジナルアプリをWeb上に公開してから転職活動を開始し、10月から自社開発企業でエンジニアとして働きます。
「SES企業がたくさんあり過ぎて、何をどう見たらいいのか分からない!」「面接では、どんなことを逆質問で聞いたら良いのか分からない!」
「SES企業の逆質問が思い浮かばない・・・」
そんな方は、ぜひ最後まで読んでみて下さい^^
(2020.9.24追記)
SES企業にウケる逆質問の例をUPしましたので、ぜひご覧ください!
■本noteで書くこと
・SES企業選びのポイント
・SES企業の逆質問の例
・逆質問を考えるポイント
■本noteで書かないこと
・SES企業(SIer)とは何か?
転職活動時に企業選びをちゃんと行う大切さ
私は現役エンジニアが経営されているオンラインサロンに複数所属しております。そのサロン内の自己紹介で、お決まりなパターンとして、
SES(SIer)系エンジニア歴〜年目です。テストばっかりで開発経験が全く積めないので、現在、Web系エンジニアへの転職を考えており〜〜を学習中です。よろしくお願いします。
というのが本当に多いです。企業からの情報開示がなかったことも問題ですが、「テストばっかりで開発経験が全く積めない」ような企業を選んでしまった情報収集の精度の低さも問題だと思います。
僕は、元々自社開発・受託開発企業を中心に転職活動してきましたが、「9月半ばまでに入れる所がなければSES企業で経験積む!」と決めていて、「良質な経験が積めて待遇も良い企業をどうやって探そうか?」研究して、「本当に心から入りたいな!」と思える企業を約30社に絞ってエントリーしました。結果は約半分の15社書類選考通過して一次面接しましたが、その中のさらに半分は選考を辞退し、結果3社から内定を頂く形となりました。
その経験を振り返り、今回は企業を選ぶにあたり「こんなことが必要だな」と思うものを5つに絞り、ご紹介できればと思います。
※今回の投稿もかなり主観が混ざっています。あくまで一個人の見解であることをご理解ください。
SES企業選びのポイント5選
1.設立年数&取引実績
特にWantedlyには設立年数が2〜3年と浅い企業がたくさんあります。「そうした企業は、色々裁量持ってやらせてくれるだろう」と考える方もいらっしゃると思いますが、下記内容は最低限抑える必要があると思います。
設立年数が浅い
=過去の取引実績・取引社数が少ないということ
=安請負いしている可能性があるということ(絶対ではないですが)
※親会社・グループ会社がシステム開発事業を展開していて、開発事業を新会社として行う場合は別です(9.24追記)
SES企業は競合他社がめちゃくちゃ多いので「これまで付き合いの長い御社から人を送ってね」と過去の取引実績で契約を締結するケースが多いです。
そうしたケースに対し、特に設立年数が短いSES企業の営業が、どうやって案件を受注するのか?それは
・めちゃくちゃ優秀なエンジニアを紹介して受注
・単価を落として受注する
・業務のごく一部だけを受注する
・偽装請負に走る
おそらくこんな所だと思います(これは設立年数に限らず、営業力が弱いSES企業全般にも当てはまりそうですね)。
なので、設立年数と取引実績(取引会社名・開発案件例)を具体的に記載されているか?は要チェックです。
2.事業・従業員規模
SES事業だけで事業経営している企業だと、事業モデルの構造上、自社開発企業に比べて利潤を大きくすることが困難です(いわば派遣会社と同じく中抜きなため)。また、従業員規模も少ないと、案件の母数が少ないので、「案件ガチャ」と言われがちなSES企業で「外れくじ」を引く確率が高くなってしまいます。
3.代表がエンジニアか?
「エンジニアのキャリアに理解がある人」と「実際にエンジニアである(であった)」は全く別物です。僕も代表の名前をググって、どんな経歴でそんな仕事をしてきたのか徹底的に調査しました。
代表がエンジニアであることを見るべき理由は、SESという業態は、手元にちょっとお金(資本金)があれば起業しやすい「稼ぎは小さいけど儲けやすい」モデルで、エンジニアの実際については経験していないので、エンジニア特有のあるある・動機(モチベーション)を知らないからです。
僕が受けたSES企業の中でも興味深い代表の方は、こんな経歴の方でした。
・元々大手SIerで、運用から始まり数十年かけて要件定義・設計に従事
・案件を一括で請負って他社エンジニアもマネジメントするようになると、どこかの現場で必ず炎上し、その対応に疲れて「正直責任持ちきれない」と思った
・だから「本当の意味でエンジニアに優しい会社を創りたい」と思い、それを実現するために最適だったのが「SES」だった
※創業の思いは面接で聞きました
こういう経歴の方と、よくある「信頼と繋がりがモットーです」「働く選択肢を増やしたい」「社会を豊かにしたい」と言っている代表と、あなたはどちらの会社が本当にエンジニアのキャリアを応援してくれると思いますか?
4.Webサイトの洗練さ
これは現役エンジニアから聞いたことですが、自社サイトが洗練されているか(UI/UXに優れているか)も企業選びで大事なポイントとのことです。
Webサイトの目的は、訪問者からの問合せを増やしてビジネスに繋げるためだと考えると、訪問者が「この企業はイケてるな」と思ってもらわないといけないですよね。
しかしWebサイトが洗練されていなかったり、更新されていなかったりすると、使える技術力・最新技術への関心も低かったり、そもそも企業として顧客目線で仕事せず「案件取れれば良いや」と適当になっている可能性が高い(印象を与える)とのこと。そういう企業は必然とブラックな会社と取引してブラックな案件に配属されかねない、、、だそうです。怖いですね。
5.入社した後にまず会社として最初に想定している業務
ほとんどはテスト業務から入るのですが、企業によっては
「将来SEになる時、顧客折衝が必要だから営業力を鍛える必要がある。だから最初の1年は販売員として働き、業務時間後に研修課題をやりましょう!
※SES+受託開発で内定頂いた会社です苦笑
という企業もあります。が、今後キャリアアップのためにもう一度転職活動をする際に、その期間での業務経験は、採用担当者の観点から見ると、(テスター含めた)開発案件に入っていないので、ブランクとしてみなされます。なので、そういう会社は避けた方が良いかと思います(実際フルスタックエンジニアは顧客折衝もやっていますし、やり方云々も上司から指導されるはずなので、積極的に販売員からスタートする必要はないと思います)。
あとは、テスト業務ですが、「1〜2年やらないと本当の意味で実力がつかない」「開発できることはラッキーなんですよ?」と話す企業もありますが、SES出身の現役フリーランスのエンジニアの方曰く、長くても3ヶ月〜半年が普通だそうです。品質保証エンジニアになるならまだしも、ここは注意が必要ですね。
SES企業にウケた逆質問例(2020.9.24追記)
これまでSES企業選びのポイントをお伝えしました。今度はSES企業の採用担当者にウケた逆質問をご紹介します。
※こちらの質問をしたからといって、内定を保証するものではありませんので、その点は御留意ください。
逆質問例
(ググればすぐ見つかるものはほぼ載せていません)
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