【web3×アイドル】“IDOL3.0 PROJECT”本格始動!
※画像参照:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000102114.html
日向坂46のライブ「4回目のひな誕祭」の当日に書いております。
ぼくも本日現地参戦予定なので、多少気持ちが浮ついていますが、しっかり書いていきます。
さて、タイトルにもある通り、新しいアイドルプロジェクトがスタートしました。
総合プロデューサーに秋元康さんを迎え、株式会社オーバースが主体となって進めるプロジェクトです。
今回はこの“IDOL3.0 PROJECT”が「どんなプロジェクトなのか」また「ファンはどのような楽しみ方ができるのか」を紹介していきます。
ちなみにこの記事を書いているぼくの経歴はこんな感じです。
✅NFTブロガー
✅NFTコレクター
✅自身もNFTコレクションを運営
✅坂道オタ歴10年以上
“IDOL3.0 PROJECT”とは
“IDOL3.0 PROJECT”(アイドルサンテンゼロプロジェクト)を一言でいうと、「web3の技術を融合させたアイドルを作るプロジェクト」です。
web3とはメタバース、暗号資産(仮想通貨)、ブロックチェーン、NFTなどの技術の総称のことをいいます。
細かい説明はすっ飛ばしますが、これまでリアル空間のみでの活動がメインだったアイドルではなく、リアル空間、バーチャル空間の両方で活動するアイドルが誕生すると思ってもらえたら早いです。
また、“IDOL3.0 PROJECT”は日本だけでなく、最初から世界進出も狙っています。
運営陣
運営陣は下記の通りです。
企画・運営:株式会社オーバース
レコード会社:キングレコード株式会社
総合プロデューサー:秋元康
トークン発行:株式会社coinbook、株式会社DMM Bitcoin
トークンについて詳しくは後述します。
上記の他にも、AKB48、乃木坂46、日向坂46、櫻坂46、IZ*ONE、=LOVEに携わったメンバーが制作活動や運営に参加します。
“IDOL3.0 PROJECT”の特徴
“IDOL3.0 PROJECT”の特徴は下記の通りです。
✅トークンにより資金調達を行う
✅メタバースでの活動やNFTのグッズ販売
✅日本だけでなく世界にも発信
✅ファンコミュニティのあり方がこれまでと違う
順番に解説します。
トークンにより資金調達を行う
トークン=暗号資産だと思っていただければ問題ないです。
“IDOL3.0 PROJECT”では「IEO(Initial Exchange Offering)」と呼ばれる手法を使って資金調達されます。
IEOを簡単に説明すると、「暗号資産の取引所を介して、暗号資産を発行し、資金を調達すること」です。
文章だけだと分かりづらいと思うので、下記の図をご確認ください。
オーバースはIEOによって「NIDT(Nippon Idol Token)」というトークンを発行します。
メタバースでの活動やNFTでのグッズ販売
“IDOL3.0 PROJECT”はリアルのライブ、握手会だけではなく、メタバース空間でのライブ、グッズ販売などが行われます。
また、NIDTトークンを使ってNFTのグッズが購入できます。
「NFT?なにそれ?」という方のために説明しておくと、NFTとは所有権が明確なデジタルデータのことです。
所有権が明確になっているということは、売買なども行うことができるということです。
今まで現実の物品で行われていた「せどり」なんかも、NFTによりデジタルデータでできるようになります。
日本だけでなく世界にも発信
“IDOL3.0 PROJECT”は最初から日本だけでなく、世界に向けて発信を行なっていきます。
これまでの国内コミュニティ市場だけをターゲットにしていたアイドルグループとは一線を画す存在ということです。
ファンコミュニティのあり方がこれまでと違う
これまでのアイドルのファンコミュニティは「ファンクラブ」という形が基本でした。
「ファンクラブ」では主な情報発信は「運営⇨ファン」が中心で、ファンから運営に意見を直接発信する場というのはありませんでした。
しかし、“IDOL3.0 PROJECT”ではファンコミュニティをDiscordアプリのチャンネルで形成しており、いわゆるDAO(自律分散型組織)の形をとっています。
それによって、「ファン⇨運営」、「ファン⇨ファン」という相互コミュニケーションが実現します。
下の図のようなイメージです。
“IDOL3.0 PROJECT”の公式Discordチャンネルは公開されていて、誰でも参加できます。
気になる方は下記からどうぞ。
“IDOL3.0 PROJECT”のファンにとってのメリット
次に“IDOL3.0 PROJECT”のぼくらファンにとってのメリットです。
アイドルがNFTやDAOといった新しい技術・概念を取り入れることによるメリットは過去に書いた記事でも紹介してきました。
簡単にまとめると。
新しいグッズが生まれる
ファン度の指標が生まれる
チケットの転売防止につながる
豪華なライブがたくさん行える可能性がある
ファンが運営の一部に参加できる
実績がある運営によるプロジェクト
一つずつ紹介していきます。
新しいグッズが生まれる
NFTを活用することで、新しいグッズを作ることができます。
たとえば、生写真をNFT化すれば、世界中の人とスマホ一つでトレードすることが可能です。
また、NFTはウォレットと呼ばれる、デジタルのお財布に入っています。
このウォレットですが、基本的には全世界に公開されており、誰でも見ることができます。
なので、「レアなグッズを持っている」ということを全世界にドヤれる、ということです笑
「個人情報丸見えってこと?」って思われた方も大丈夫です。
公開されているのはウォレットアドレスという情報だけで名前やメアドなどの情報は公開されません。
「このウォレットの持ち主すげー!誰なんだこの謎のすげーやつは!?」という現象はすでにNFTの世界では起こっており、盛り上がっています。
それがアイドルコミュニティでもできるようになるということです。
ファン度の指標が生まれる
暗号資産「NIDT」の保有量や、特定のNFTの購入履歴、保有履歴などは全てブロックチェーンというデジタルの台帳に刻まれます。
そしてこのブロックチェーンの情報も全世界に公開されています。
もちろん個人情報は非公開でウォレットアドレスの行動履歴が残っているイメージです。
個人情報ではなく、ウォレットの情報が行動に紐つくんですね。
そのため、たとえば、NIDTを多く持っている人は特定のNFTをプレゼンとしよう、とか、特定のグッズNFTを長く保有している人はチケットの当選確率をあげよう、といった施策が打てるのです。
ウォレットの行動履歴が残ることで、それを様々な施策に利用できるようになるということです。
つまり、悪いことができなくなり、ちゃんと行動しているファンだけが評価される世界になります。
チケットの転売防止につながる
チケットの転売も防止ができます。
今までは転売で購入したチケットでも、入場できてしまうことがありました。
しかし、チケットをNFT化することで、その保有履歴はブロックチェーンに刻まれます。
つまり、「このチケットはAというウォレットからBというウォレットに移動しています」という履歴が残っているものは自動的に弾くことができるのです。
そして、そのような行動をとったウォレットを今後のチケット購入禁止にする、という手段も取れます。
あとは、単純に「譲渡ができないNFT」としてチケットNFTを販売することもできます(SBTといいます)。
さらに!!!ライブ後にチケットNFTにメンバーのライブ中の写真などが添付されるなどすれば、使い終わった後のチケットがNFTになります!
それをトレードできるようにして、トレードの収益の一部が運営に入るような仕組みにすれば、運営資金の足しにもできてより良いサービスを提供できるようになりますね。
NFTをチケット化するメリットは下記の記事で詳しく説明しています。
豪華なライブがたくさん行われる可能性がある
先ほど、使い終わった後のNFTチケットをグッズ化することで運営の収益が上がる、という話をしました。
NFTには転売されると作品のクリエイターにも一部収益が入るという仕組みや文化があります。
これが運営の新たな収益源となります。
ライブを開催するためは多くの資金が必要ですが、チケット代だけでそれをペイするのは難しいと言われています。
そのため、みんなグッズを売るわけですが、ライブ終わりにも収益を生んでくれるグッズを作れば、より豪華なライブがたくさん行える可能性がありますよね。
ファンが運営の一部に参加できる
ファンクラブをDAO化することによって、情報の発信が相互で行えるようになります。
これにより、直接運営にファンが声を届けることができます。
しかし、「ファンの意見がそのまま採用される」ということはないと思います。
また、そのようなコミュニティから「すごい作品」は生まれないと思うので、僕はファンの意見がそのまま採用されるDAOは反対です。
理想は運営から与えられたなにかしらの課題に、ファンがみんなで意見を出し合い、最終的に運営が決定を下すという形だと思います。
実績がある運営による新しいプロジェクト
“IDOL3.0 PROJECT”はこれまで実績を積み重ねてきたメンバーによる新しいプロジェクトです。
総合プロデューサーである秋元康さんをはじめ、乃木坂46などのトップアイドルグループを手がけてきたクリエイター陣、暗号資産回りにも手堅いメンバーが集まっています。
このようなメンバーがチャレンジする全く新しいチャレンジというだけで、ファンにとっては楽しめるコンテンツだと言えます。
今の内にやっておくこと
今の内にやっておいた方がいいと思うことは下記の通りです。
Discordに参加して情報を追っておく
他のすでに本格的に動いているDAOに参加しておく
NFTに触れておく
「知らないから怪しい」をやめる
簡単に一つずつ解説します。
Discordに参加して情報を追っておく
最新情報のほか、Discordでしか得られない情報も公開されるかもしれません。
早めに参加しておくことをお勧めします。
他のすでに本格的に動いているDAOに参加しておく
すでに本格的に動いているDAOに参加しておきましょう。
NInjaDAOやX2E-DAOなど、すでに国内で活発なDAOはいくつかあります。
その中でもCHIMNEY TOWN DAOは「既存のサービスと最新技術をどう扱うのがベストか」を徹底して考えているので、“IDOL3.0 PROJECT”が本格化する前にいい勉強ができると思います。
NFTに触れてみる
NFTは実際に触れてみることでその可能性が分かります。
ぼくは2022年4月に初めてNFTを購入しました。
それまでもNFTについては知っていましたが、実際に触れてみることで「全然わかってなかった!」ということに気づきます。
先に触れておくことで今後、“IDOL3.0 PROJECT”でもメリットを得られる可能性はあるのではないかなと思います。
「知らないから怪しい」をやめる
日本では暗号資産やNFTなどはまだまだ「怪しい」と思われている印象があります。
しかし、その技術自体は世界を大きく変えるものであり、この時代の変化は止まりません。
「怪しい」と思う一番大きな理由は「知らない」ことです。
まずは自分で調べて、早く触れておくことで、楽しい体験や利益を得られる可能性は高まります。
スマホが出た時、「俺はガラケーでいいや」って言ったり、乃木坂46が生まれた時「AKBとなにが違うの?よくわからないからいいや」って言ったりして、乗り遅れた人はいないでしょうか?
今、その時と同じ大きな変化が起きようとしています。
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