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ビジネスパーソンが選ぶべきは「計画」ができる会社

今日は、ビジネスパーソンのキャリアについて書いてみたいと思う。
私は、事業の「計画」ができる人材になることができるかどうかが、キャリアを左右すると考えている。
そして、そのためには、自分が事業の「計画」に携われる会社を選ぶことが鍵なのではないかと思っている。

そもそも「計画」という言葉で、何を連想されるだろうか?

多くの方は、スケジュールを立てる、ガントチャートを作る。そんなものがイメージされると思う。
そしてこれが、一般的な定義だと思う。

しかし今回は、事業を作るときに求められる「本物」の計画について扱いたい。
ラッキーパンチ一発では絶対に辿りつかない、今のままがんばり続けたって決して辿り着くことのない、でもやりたい、実現したい、そんな高い「目的」を実現するためのプロセスを引くこと。
このブログでは、これを「計画」と定義したいと思う。

そして、そんな「計画」ができる人になることがキャリア形成において大切だと私は確信している。

今日はそのわけについて、書いていきたい。

なぜ計画できる人になるべきなのか

そもそも、事業作りには4つのプロセスがある。①目的②計画③管理④実行だ。

プロセスの1つ目は、目的を描くこと。
ここで大切なのは、他にはない、周りが驚くようなものを描くことだ。

今までの世界にあるものの焼き増しでは、せっかくの新規事業も社会へのインパクトは生まない。だから、価値ある新規事業を描くためには、他にはない、過去にはない目的を描き、事業を作ることが大切だ。

ときにそれは、「非現実的だ」と他人から言われるかもしれない。人間は、過去に成し遂げられなかったことは「できない」と判断してしまう生き物だからだ。

でも、それでこそ価値のある新規事業になる。

計画の価値が分かりやすくなるように、あえて③管理と④実行から説明しよう。
管理とは、立てた計画を絶対に完遂できる仕組みを作ること

実行とは、管理のプロセスで作った仕組みを徹底的に活用し、やり切ることが求められるプロセスである。
管理と実行は、新規事業を成功させるための、きわめて現実的な思考や行動が求められる。
いわゆる「手を動かす人」だとも言える。
これは組織にとって重要な存在であるが、ドライにいうと代替可能な役割である。

①目的②計画の段階から下りてきたことを、ひたすら徹底的に実行することが求められる。

さて、ここからが今回のテーマである「②計画」の話だ。

計画は目的という「非現実」と管理・実行という「現実」に挟まれるプロセスだ。
いかれた目的を達成するための計画であると同時に、やり切れる計画を作らないといけない。
この矛盾を解決する必要があるから、計画を立てるのは難しい。

だから、これができるビジネスパーソンも希少なのだ。

そして、企業側は「計画」を立てられる人材を欲している。

この人材が手に入れば、「目的」を描く人(経営者が多いであろう)の頭の中を、現実にしていける。当然、企業の売上は伸びるし、社会に対するインパクトも生み出せる。

採用市場は全体的に売り手市場だが、一番需要より供給が少ないのが、「計画」を立てられる人材だと私は感じている。

だからこそ、事業の「計画」を立てられるか人材になれるかが、あなたのキャリアを決めると思うのだ。

計画ができる人になるためには

ではどうすれば、計画を立てられる人材になるか?

小手先のスキルはいろいろあるが、本質的には「計画を立てた経験の数」がモノを言うと思う。

計画を立て、上手くいかなかったらまた新しい計画を立て、やっぱり上手くいかなくて新しい計画を立て、……何回も繰り返してやっとうまくいく。

「目的」を現実に落としこむために、苦しみながらPDCAを回し続ける経験こそが「計画」ができるようになるための一番の近道だ。

だから、会社を選ぶときは、「計画」に携われるかをちゃんとジャッジすべきだと思う。

具体的には、新規事業にトライし続けている会社だ。
それも、できれば「今まだ世の中にない」新規事業を立ち上げようとしている会社が望ましい。
そこで計画を立てる経験が積めれば、あなたはどんな会社からも必要とされる存在になれる。
私はそう確信している。

※手前味噌だが、CFPコンサルティングは現在大きなビジョンを掲げ、新規事業にトライしている最中だ。

私が描く「いかれた目的」に共感し、これを達成する「計画」を立てたいと思ったあなたは、ぜひジョインしていただきたいと思う。

ビジョンと新規事業については、以下のnoteを見てもらいたい。

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