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[SideB] 混合タイプ頭痛を抑え込むまでの試行錯誤

昨夜(2021/01/12)は知泉会で イーパテント野崎さんと対談でした。対談終了後のフリートークのとき「最近、やっと頭痛の抑え込みに成功しまして!」と、軽く話したところ・・・

自分の予想外に、みなさんからリアクションを頂いたので「頭痛の抑え込みまでの話」を書きます。ウチの業界、頭痛もちさんが多いのかも。目とか肩とか、全員がもれなく酷使してそうだし、頭が痛くなる出来事もありそうですよね・・・?

頭痛抑え込みが完成したのは、ごく最近です。2020年の年末くらい。抑え込んだ結果わかったのは「過去さんざん苦しめられてきた頭痛は、緊張性頭痛と片頭痛のミックスだった」ってこと。(それは原因特定、難しいよね!って自分でも思いました。)

昨夜、フリートークで話したのが・・・講習会の真っ最中、頭痛で意識を失ったことがあるんです。ほんの数秒間。一度だけですけどね。

直前までテキストの説明をしていたのに、ふっと意識が遠のいて、戻ってきたときに「あれ?私、今、どうしたの?」ってなって、自分でもビックリしました。今思えば、あれは偏頭痛の発作中だったのです。

で。頭痛持ちの方が知りたいのは、きっと「どうやって抑え込めたの!?」ですよね。基本形は内科で頂いてるお薬です。頭痛持ちのみなさん、内科にどうぞ(にっこり)。あと、リサーチ能力は病院探しにも使えるんですよ!(これは本当)

「私と頭痛の歴史」を書かせて頂きますと・・・

覚えてる範囲では、20代前半くらいには頭痛持ちだった、と思います。(高校のときはそんなに痛くなかった)家にも会社にも鎮痛剤(市販薬)を箱で置いてあって「来るぞ!」と思ったときも「痛っ!」ってときも、しょちゅう鎮痛剤に手が伸びてました。

そして、よーーく思い出してみると、当時から市販薬が効くときと効かないとき、あったんですよね。

市販薬の効きが悪いな・・・と思って、たまに思い出したよう?に内科で相談するも、アセトアミノフェンとかイブプロフェンとか、市販薬と同じような成分の鎮痛剤を処方されて終わり、の繰り返し。従って、効き目も同じで「効くときと効かない時がある」。病院で薬を処方してもらったら、自分のお財布から出る金額に限れば、市販薬より安いです。でも、通院の手間がかかるし、しっかり効くわけではないので、面倒さが勝ち、次からは市販薬で済ませる。その繰り返しでした。

西洋薬は効かないから・・・と、漢方薬局に行ったり、鍼灸にチャレンジしたこともあります。こちらも結論からいうと「私の頭痛には効果なし」。

いろいろ試した結果「一生、効いたり効かなかったりする市販薬を飲み続けるのか」って思っておりました。今、50才過ぎなので30年くらいは頭痛生活をしていた勘定になります。


現在 お世話になっている内科のおはなしです。

冒頭で「リサーチ能力は病院探しにも使えるのだ」と断言しましたが、ごめんなさい、ちょっと違ってたかもしれません。今の内科をみつけたときは「アンテナを張っておいて、リサーチ能力を使う」って感じです。(アンテナがないと、難しいかもしれない・・・)

アンテナっていうのは、私ね、割と常に「いい人いないかな?」「何か良いことないかな?」って考えてるんです。もちろん、お医者さんに限らずです。

それで・・・以前、地域の総合病院で人間ドックを受けたとき。最後に「先生の問診と、検査数値を見ての所見のお話」があったのです。その時に説明をしてくださった先生が、とても気さくで話しやすかったので「わぁ!言い先生だなー」と思って名札を見て、待合室でお名前をメモしておきました。(ちなみにですが、他にも色々なメモを蓄積してますよ^^)

そして、たまにメモ内を検索して・・・

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更に「ん?」と気になったものを、少し深掘り検索してメモに戻す。いつもそんな感じです。内科も、深掘り検索してるときに、開業されるのを察知しまして、開業時から毎月お世話になっています。

それで、頭痛と内科の話に戻ります。

最初のうち、緊張型と片頭痛が混ざっているとは思っていなかったです。ですので漠然と「しょっちゅう頭痛がするんです」と相談しました。

それで処方された漢方薬が、うまく緊張型頭痛に効いてくれて、頭痛の発生頻度は激減しました。

ビフォーアフターを可視化するなら、漢方薬を飲む前の1ヶ月の「頭痛レベル」はこんなイメージ。常に痛くて、時々大きなピークがきますが

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漢方薬が始まってからは、こんな感じ。「頭痛レベル」は全体的に下がって、大半が「全然痛くない日」になった。でも「頭痛が痛い※日」はまだ時々あって、その時はどんなお薬を飲んでも効きません。

※頭痛が痛い = 正しい日本語は「頭痛がする」か「頭が痛い」ですよね?把握しておりますw この記事では「頭痛が痛い=ものすごく痛い!!!!」の表現です。寛大なお心でご覧ください^^

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ここまででも、所謂QOL (クオリティ オブ ライフ)、生活の質は格段に向上しました。「ほとんど痛くない」って素晴らしいーーーー!

とはいえ、残った「頭痛が痛い日」も、なかなかに不都合です。一旦痛くなると、平均して2日前後は収まらず、まともにPC画面も見れません。(無理に見ると、頭痛悪化とともに、目の奥に「ううっ!」というイヤーな感じも襲ってきます。)

先生が開業されてから、毎月通院していたので、時々「残ったほうの頭痛」が話題になっていたのですが・・・

あれは12月初旬だったか、何か別の事を検索していたのに、偶然「片頭痛」という言葉が見えました。「うん?偏頭痛?」とページを開いたら

中でも片頭痛は近年、発生のメカニズムや治療法の研究が進み、効能のある医薬品が登場してきた。

このページではなかったかもしれないのですが・・・こんな感じです。近年になって、お薬の選択肢が増えたようなのです。

次の診察日に「先生、私、片頭痛のお薬を試すことできますか?(体質とか他に飲んでいる薬の兼ね合いとか)」とお尋ねしてみたら「いいですよ。試してみましょう」と、お薬を出してくださって。

上述のページにも

火元である血管拡張を解消する薬として、最近はトリプタン系薬剤がよく使われています。(中略)
トリプタン系には4種類の薬がありますが、遺伝体質の違いなどで患者さんによっては効き方が異なります。どれが自分に合うのか試してみることをお勧めします。

とあり、内科でも同様の説明がありましたが、めでたく最初の薬が効きまして「さようなら片頭痛!」となりました。

さきほど、手書きグラフで頭痛を表現しましたが、なんと「片頭痛は治る」のページにも、こちらのグラフがありました。

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私の手書きグラフ「緊張型と片頭痛が重なってる」という波形で、自分でも「そうだったのか・・・!」と、ちょっと納得してしまいました。

病気や困った症状がないと、なかなか「医薬品開発の進歩」って実感する機会が少ない気がしますが、考えてみれば、以前は「インフルエンザの特効薬」(タミフルやリレンザ)もなかったですよね。。

片頭痛も、お薬が増えてきたのはここ10年ほどの話らしいです。

長いこと頭痛持ちの方も、久しぶりに内科で相談してみると良いのかもしれないですね!^^


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