ポンプから変な音 夢日記2023.2.14

 勤め先の食品工場。
 僕は整備部門の作業室で、掃除をしていた。終業時間が近いので仕事は切り上げ、自分の周りをホウキで掃く。
 金属の削りカスだけを集めていたはずが、気が付くとチリトリの中にスプレーの空き缶などが混ざっている。取り出して、分別。
 そこへ後輩が、少し焦ったような顔で寄ってきた。ポンプから変な音がするんです、と「○○-○○」という番号を言う。工場のポンプには整理のために番号を付けているのだが、それをいきなり言われても、普段からどのポンプが何番と覚えてはいない。どこの何用のポンプかを説明させて、ようやく合点がいった。
 工場の現場に水を送るポンプが2台あるうちの片方だった。
 後輩が、同じ用途のポンプが2台あるのはなぜかと尋ねるので、ポンプの大きさが違うこと、夜になると水の使用量が減るので小さい方のポンプに自動的に切り替わること、を教えた。
 ふたりで話しているところに、猫が来た。人懐っこくて逃げないので、なでてあげる。すると、手がべたつく。薄茶色は柄ではなく、どこかでオイルを付けてきたらしい。猫をかぶる、ならぬ、猫が油をかぶる、だ。
 僕はもう今日の仕事は終わりだから、すぐ動かなくなるではなさそうなポンプの様子を見てそのまま帰ることにし、後輩に猫のオイルを取ってやってくれと頼んだ。

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