親戚が来てて 夢日記2024.3.19

 自宅。
 冬の間に雪の影響で屋根がどうにかならなかったか、点検するために登ってきた。
 隣の家の窓から屋根に登っている僕の姿が見えたのだろう、遊んでいる子どもたちのひとりが、僕を指差して何か言っている。やがて、ほかの子も窓際に集まって、こちらに手を振ってきたりなどする。僕はサービスのつもりで、おどけた仕草をして見せた。子どもらは笑っている。ウケたので嬉しい。
 しかし、隣の家は夫婦ふたり暮らしだったはずだ。こんなに何人も子どもがいるのは珍しいな、と思っていると、御主人が屋根に登ってきた。今日はにぎやかですね、と話しかけると、親戚が来てて、と少し疲れたように小声で答えが。
 隣の御主人、物静かで無口、人付き合いが得意ではないタイプである。やはり親戚の集まりなどは苦手なのだろう。子どもの元気の良さも、苦痛に感じる人はいるものだ。僕が屋根の上で何をしているのか気になったからという口実で、逃げて来たのかもしれない。

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