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#歌詞

夕立日記

子供のころに戻ったみたいなんだ
いい思い出なんてないはずなのに
花火の煙とシロップと
柔軟剤とシャンプーと
汗にぬれた後れ毛と
子供のころに戻ったみたいなんだ
いい思い出なんてないはずなのに

君が子供のうちに殺しておくべきだったかな
殺して食べちゃえばよかったかな
私の手を引く後ろ姿は変わらないはずなのにね
おいてかないでって泣くのはみっともないから
せめて後ろで束ねたその髪に
触れてるくらいは

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どうにもならん

一体何度繰り返したらわかるんだ
体当たりの芸術は怠慢の隠れ蓑
ほら見てみろよ
懸命にもがいた跡なんて残ってないぜ?
お前は無頼派なんかじゃない
ロックなんかじゃない
これは芸術なんかじゃない
エンタメなんかじゃない
何の覚悟もなく吐き出した自業自得の文句の羅列

パクられた?思いついてた?僕がやってたさ
優秀で 天才で
天賦の才と好ましくない環境
糞溜めに産んでくれてありがとう!僕は稀代の、、、!

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豚畜生

優しさにふやけた脳足りんどもが
日に日に増殖していきます
味方を気取った弱者もどきが
土足で荒らすあの子のお部屋
事あるごとの不幸自慢を
冷めた瞳でスクロール

てめえの正しさを押し付けねえでくださいな
憎しみと自己嫌悪だけが原動力なので
それでも世界は美しい?笑
何気ない日常の一コマで
簡単に心動かされちゃって
生きようと思った?
笑いを通りこしてかわいそうになってくるよ

弱者の中にもヒエラル

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