【熊本地震から7年】忘れないあの日のこと。

今なら7年前の2016年4月14日に発生したM7.0の熊本地震。
熊本県を中心に大きな被害をもたらしました。

心のどこかでは、熊本で地震が起きるなんてい思いもよりませんでした。

今から7年前の出来事ですが、その時のことを振り返りながら、思ったことを書いてみたいと思います。

地震が発生した当時、私は熊本の北部に住んでいました。7年前、私は妊娠初期で実家で年老いた両親と暮らしていました。

この地震はそれまで経験したことのない激しい揺れでした。
私が住んでいた場所は震度5弱程度でしたが、それでも家具が倒れ、建物にヒビが入るなどの被害がありました。

地震の揺れが少し収まった後、家族や友人たちが無事であることを確認するために携帯電話を使いましたが、通信が不安定でつながらない状況が続きました。そのため、安否確認できるまで時間がかかりました。

本震のあと数日間は停電や断水が続き、非常に過酷な生活を送ったことを7年経った今でも思い出します。私だけではありません。周りの職場や友人など、多くの人々が、同じような状況でした。

今は電気をつければすぐ電気がつきます、蛇口をひねればすぐに水が出てきます。お風呂やトイレも普通に使えます。

あの時は、その普通が普通ではない毎日でした。

また地震発生直後から余震が続きました。本震の後から1年近く続いていました。余震による被害も多数あり、多くの人々が、余震の恐怖に怯えていました。私もその一人です。

しかし、被災地には多くの支援物資が送られており、ボランティアの人々が集まり、全国各地からも応援して下さる皆さまが集まって下さいました。
以前、熊本で勤務していた先輩たちもたくさん集まってきてくださり、復興のために多くの方々が尽力し、助け合っているかを目の当たりにとても勇気づけられました。

あの数か月の生活を思い出すと今でも、感慨深い思いがあります。

改めて、私たちは防災意識を高め、災害に備える事の重要性を再認識致しました。
この7年間で、私たちは自然災害の影響力をより身近に感じるようになりました。地震以外でも台風や豪雨などがが頻発し、私たちに与える影響も大きくなっています。

今後も、私たちは災害に備えることはもちろんですが、どこかで被災された方々を支援することも大切にしていかなければなりません。
また、防災教育の普及や、災害に強い社会づくりにも取り組んでいくことが必要です。
私たちはいつどんな災害が起こるかわかりませんが、できる限りの備えをしておくことが大切だと思います。

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