坂口俊幸法律事務所

【理念】 「世界の平和、すべての人の幸福、一人ひとりを大切にし尊重する。」   …

坂口俊幸法律事務所

【理念】 「世界の平和、すべての人の幸福、一人ひとりを大切にし尊重する。」   弁護士、税理士。お客様の理念、思い、真摯さ、正しい生き方、そして人を大事にしたい。銀行24年勤務後退職して弁護士に。企業経営支援、経営者向け経営勉強会なども開催しております。

最近の記事

【目に見える目先の問題にとらわれず本質的なことに取り組むことが大事です】

【目に見える目先の問題にとらわれず本質的なことに取り組むことが大事です】 ここのところ何件か連続して従業員の対応のお悩みについてのご相談が続きました。 昨日も事務所で面談のご相談をいたしました。 コロナウイルスの関係もあるのでしょうか。 困った従業員の対応は会社としては大変悩ましいと思います。 ただ目先の問題だけを追ってしまうと、真の解決にはならず、場合によっては問題の発生を繰り返すことになります。問題を繰り返すうちに組織がむしばまれてしまいかねません。 本質的なこと

    • 【仕事の目的を考えて行動することが大事です】

      【仕事の目的を考えて行動することが大事】 皆さんは「あなたの仕事は何ですか」と尋ねられたらなんとお答えするでしょうか。 以下引用です。 「「あなたの仕事は何ですか」と聞かれたらどう答えますか。「バスの運転手、医者、教師」など職業を答えてしまいます。しかし、「人を目的の場所に届ける仕事、人の健康を助ける仕事、子供に生きる知恵と術を教える仕事」と仕事の意味を答えると自分の仕事の目的が何であるか気づきませんか。このように、どんな些細な仕事でも目的を考えて行動すると使命感や幸福

      • ご挨拶と一年の回顧

        【ご挨拶と今年の回顧】 本年もあと残すところ今日一日となりました。 本年も皆様のご支援とご指導を頂き本当にありがとうございました。なんとか一年を乗り切ることができました、 今年も多くの出会いと機会を頂き成長をすることが出来たように思います。 皆様に心より感謝申し上げます。 他方たくさんご迷惑をお掛けしたようにも思いますし不義理なこども数限りなくしたようにも思います。大変申し訳ありません。 人としてまだまだ未熟ゆえにどうかご容赦頂きたく存じます。 (今年の回顧) ①困

        • 【意識が大事、そして「問題」ではなく「機会」に焦点を合わせる】

          【意識が大事、「問題」ではなく「機会」に焦点を合わせる】 私は弁護士ですが、20年以上の銀行勤務経験もいかして事業計画作成のご支援もさせて頂いております。 法律だけではなく事業のご相談、ご支援のお仕事にミッションを感じ研鑽も積んでいます。 昨日の経営者との面談で、 「今までは事業をまもろう、まもろうとばかり考えていましたが、それだけではこの時代は乗り越えられない、新しいものに取組む、変化していくことに意識がいくようになりました。○○にアンテナを張って、リサーチしています。」

        【目に見える目先の問題にとらわれず本質的なことに取り組むことが大事です】

          仕事を通じて働く人を活かす

          【ドラッカーのマネジメントの勉強会から】 (弊事務所では経営者の皆様、士業の皆様にドラッカーの勉強会を開催しています。) マネジメントの三つの役割の二つ目 「仕事を通じて働く人を活かす」について 社員がいきいきと働いているか。 働くということは自己実現であり自己成長であり社会との接点を持つことです。仕事は本来は楽しいものです。 売上、利益を目的にしている会社がありますが売上、利益が目的では社員は働けば働くほどに疲弊してしまいます。 さらに、社長や上司の顔いろ伺いながら

          仕事を通じて働く人を活かす

          遺言と民事信託の活用(超概説)

          遺言と民事信託の活用(超概説) 死後の財産管理は「遺言」書を書く、生存中に認知症、事故などにより財産管理能力が失われたときには「成年後見制度」「任意後見契約」等が思い出されます。 しかしながら、遺言は遺言者がなくなった時を中心に法律関係が確定し、死後の財産をどのように使うのかをコントロールすることはできません。また成年後見制度は、自分の財産を自分のためにできるだけ散逸しないようにという消極的な利用しかできません。 そこで世代を超えた財産の承継、あるいは本人のためではなく

          遺言と民事信託の活用(超概説)

          経営者向け銀行取引のポイントの目次です。

          10月21日に行いました経営者向け銀行取引のポイントのセミナーの目次(一部修正しております)です。(ご参考) ご興味がある方おられましたらおしらせください。 経営に必要な銀行取引のポイント 1.オリエンテーション  研修目的確認 セミナーの目的・目標の確認 ① 企業経営における銀行借入の仕方、注意点、 金融環境 ② 企業再生、事業承継 ③ 経営者の保証責任   2.銀行から企業の見方、本音と建前、注意ポイント (1)銀行は企業をどのように観ているか、

          経営者向け銀行取引のポイントの目次です。

          【違法でなければなにをしてもよいのか。】

          【違法でなければなにをしてもよいのか】 最近様々な問題が起こり、テレビなどで、問題ではあるが「違法ではない」という弁明を聞きます。 企業は事業をする上で、「違法でなければなにをやってもいい」そんな風に聞こえてしまいます。 事実、違法でなければいいんじゃないのという発言もしばしば聞くところでもあります。 本当にそうでしょうか。企業は社会的存在であるということを忘れているのではないでしょうか。 私たち一人一人は違法でなければなにをしてもいいということにはなりません。違法でないだ

          【違法でなければなにをしてもよいのか。】

          中小企業の大廃業時代が到来しつつある

          【中小企業は大廃業の時代が到来しつつある】 NHKの番組、大廃業の時代になりつつあるという特集番組をみました。 日本経済は、経済の縮小、経営者の高齢化により事業承継を官民一丸となって取り組んでいる。しかしながら事業承継はなかなか進まない。このまま事業承継が進まなければ日本経済への打撃が大きい。 事業承継の一形態としてあまり無理しないで廃業する。これも重要な選択肢、決定が遅くなると選択肢が減り上手く事業を終結できない。悩ましい。という内容だった。 そろそろ真剣に考えないといけな

          中小企業の大廃業時代が到来しつつある

          目が不自由で困っている人がいたら勇気をもって一声お掛けしてみましょう。

          大阪駅で外国人のご婦人、白い杖を持っていらっしゃいました。階段のところで少し迷っていましたのでお声を掛けました。 英語でした。行き先をお伺いすると、プラットフォームワン、和歌山。 なるほどと思い、一番線にご案内。駅はとてもこみ合っているし私とは方向が違うしどうしようかと思いました。列の最後尾に並んでいる優しそうな女性にお手伝いお願いしますと託しました。対応してくれていた様子です。 こんな時にどのようにしたらよいのかいつも迷ってしまいます。 これもたくさん経験すると分かって来る

          目が不自由で困っている人がいたら勇気をもって一声お掛けしてみましょう。

          思考停止してはならない。思考能力を喪失してはならない。

          正しいと思うことを貫き通そうと覚悟している人でも、国の最高の地位にある人物から食事に招待されその栄誉に包まれると、それまでその人に対して抱いていた批判的な気持ちはすべて吹っ飛んでしまう。そしてその人を素晴らしい人物と思うようになってしまう。人は、それほどまでに自分のことを認めてほしいと思っている。だが、そのあとには、大きな代償が待っている。そのことに気づく者は少ない。そのこころざし、覚悟は偽物だったと。権力は巧妙に人を操作することを知り尽くしている。 巧妙に操作されて思考停

          思考停止してはならない。思考能力を喪失してはならない。

          未払い賃金はグレイはだめです。ピュアホワイトを目指してください。

          グレイ部分の未払い賃金の請求で会社を食い物にする人がいます。 こういう人は今まで会社にご厄介になってきたのにそんなことはお構いなしに攻撃してきます。 そういう人からも会社を守らなければなりません。会社が倒産してはいけません。他の従業員もまもらなければなりません。グレイではだめです。ピュアホワイトを目指してください。

          未払い賃金はグレイはだめです。ピュアホワイトを目指してください。

          円卓での食事の取り分けは女性の役割なのでしょうか。

          円卓での食事の取り分けは女性の役割なのでしょうか。 最近は少なくなってきたようにも思いますが、先日もそのようなことがあり少し違和感を感じました。 お話しをお伺いすると取り分けをしていた女性も役割のあり方には違和感を感じていたようですがなんとなく振る舞っていたようです。 まだ男性の方にそういう役割分担が当然という意識の方が多いからでしょうか。 そろそろ男性も意識を変えていくことが必要に思います。 小さなことなのですが少しの意識の変化が職場や家庭を変えていき、ひいては社会を住み良

          円卓での食事の取り分けは女性の役割なのでしょうか。

          中小企業にとって、銀行は借りたいときには貸してくれない。経済環境が大きく変わる前に資金調達をしておくことが大切です。

          【銀行は借りたいときには貸してくれない】 米中貿易摩擦、日韓徴用工問題に端を発する貿易問題、観光客の激減、遠くはイギリスのEU離脱問題、等々世界は大きな経済リスクにさらされています。その影響を大きく受けている企業も少なからずあると思います。あるいはこれから大きく受ける可能性のある業界、企業も少なからずあると思います。また思わぬところで想定外の大きな打撃を受ける可能性もあるように思います。 打撃を受けてからどうしましょうでは遅いので経営者は今から出来ることをしておく、方針をしっ

          中小企業にとって、銀行は借りたいときには貸してくれない。経済環境が大きく変わる前に資金調達をしておくことが大切です。

          民事信託は有用性は高いが脆弱な制度、何に留意すべきか。

          民事信託は、財産承継に多くの可能性を与えてくれる法制度です。 遺言では一世代限りですが、民事信託は財産を複数世代に渡り継承することも出来ます。 しかしながら、便利なゆえに制度そのものに脆弱性があることを認めざるを得ません。 信頼や倫理に頼っているところが少なからずあるからです。 法制度だけにあまり依存すると後々になって紛争を起こすことになってしまいます。 信頼できる専門家としっかりと相談したいものです。 ただ、信頼できる専門家は少ないように思います。

          民事信託は有用性は高いが脆弱な制度、何に留意すべきか。

          【企業経営者の皆様に「経営者保証に関するガイドライン」】

          【企業経営者の皆様に「経営者保証に関するガイドライン」】 経営者の保証に依存しない融資を受けるために、あるいは個人保証が負担になっている方に 「経営者保証に関するガイドライン」はとても重要です。まだまだ十分浸透しておらず、制度的にも改善してほしい課題はたくさんありますが、保証に依存しない融資の割合が増えていくことは望ましいことです。 不幸にも保証責任を追及される場合にも要件は厳しいですが自宅を残せる可能性もあります。 あわせて、保証に頼らないで事業内容をしっかりと審査するこ

          【企業経営者の皆様に「経営者保証に関するガイドライン」】