【目に見える目先の問題にとらわれず本質的なことに取り組むことが大事です】

【目に見える目先の問題にとらわれず本質的なことに取り組むことが大事です】

ここのところ何件か連続して従業員の対応のお悩みについてのご相談が続きました。
昨日も事務所で面談のご相談をいたしました。
コロナウイルスの関係もあるのでしょうか。

困った従業員の対応は会社としては大変悩ましいと思います。

ただ目先の問題だけを追ってしまうと、真の解決にはならず、場合によっては問題の発生を繰り返すことになります。問題を繰り返すうちに組織がむしばまれてしまいかねません。

本質的なことに取り組むために、従業員についてのご相談のときは、まず、会社の実態、人事についての考え方からお伺いするようにしています。

業種、規模、社員数、理念、ビジョン、業歴、財務状況、組織、人事制度、人事制度の依拠している価値観、目標管理制度、目標管理の運用状況、フィードバックの仕方、従業員の就業状況、等々をお伺いすると会社のイメージがわいてきます。

こういう質問を繰り返すだけでことの本質が明らかになって来ることが経験上多いです。真の問題が見えてくればあとは自ずと解決の道筋がわかってきます。

目先の問題の解決ではなく根っこに取り組むことになります。
その上でなお目先の問題の解決が必要なときは、法的な助言をします。

ちなみに問題の本質に迫りたいので相談時間は長くなってしまいます。2時間以上は通常必要です。あるいは継続して相談をすることも少なくありません。


写真は京都国立博物館庭園にあるロダンの考える人です。


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