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スマホではなく、空を見上げ、風を感じ、景色を眺めて今日とこれからの生活を決める

こんにちは。瀬戸内海の島で活動しているひじき漁師のさかえるです。このnoteは、普段の田舎暮らしの様子を日記的に残しておく「Twitter以上ブログ未満」のマガジンです。

田舎暮らしの些細な日常を写真や動画などで振り返るためのいわゆる「オランライン日記」です。より深い田舎での活動は地方で頑張る人、移住したい人が集まるオンライン村で発信しています。

漁師町で生きてきた人は皆日記をこまめにつけている

70代、80代でも現役バリバリの漁師や農家の方とやりとりをして気づいたことなのですが「長く結果を出し続ける人は記録をとてもこまめにとっている」ということ。どの業界だろうが過去の傾向を分析して今に活かすことができる人が生き残るのだなぁ、と。

10月の大潮の前日は3年前こういう潮の流れをしていて〇〇が釣れた....など、自然相手だからこそ過去の傾向を記録しておいて今に備えている人の話を伺うのが面白く「たまたま結果が出た」ではなく、自然条件と自分の所作をどううまく噛み合わせたら結果が出たのか、仮説と検証をとにかく繰り返していました。

自然相手のお仕事は日記が命

日記の付け方も独特で「去年の今日何をしていたか」が分かるように記録が毎年積み重ねられるようになっているんです。そうすることで毎年記録が重なり、より仮説検証が進むので結果も出やすくなるし、

想定外の事態に遭遇した時にも「なぜだろう」と冷静に分析することができる。

・10/17(日)  この日を境に北風になり空気は乾燥、気温も10度近く下がった
・10/18(月) 引き続き北風6〜7mの大風。小潮のため潮も動かず魚も釣れない。

このような些細な記録でも「いつからどんな作業をして、どう生きていくか」という面においてとても役立つのです。

空と風から今日とこれからを想像する生活力

日記をこまめにとっている先輩方がいつもやっていることは、空を仰ぎ、風を感じ、景色を見ること。もちろんテレビやスマホで天気予報や天気図もチェックしますが、あくまでそれは判断の一部分でしかありません、

天気はスマホアプリの予報を見れば良い、気温や自然現象はいつでもテレビやスマホで確認できる。確かにそうかもしれないけれど、

空を見上げ、風を感じ、今日の生活をどう営むかということにもう少し向き合ってみようと思った2021年の10月18日でした。

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