「ラヴィ・ド・ボエーム」
2022年11月某日鑑賞
続けて投稿。すみません。
書きたいときグアーって書いて、
読みたい時(深夜とか…)に皆様が書かれたものを悶々と読んだりと、
タイムラグがあり失礼しております。
さっきのを書いた後に
アフターヤンのコゴナダ監督のインタビュー読んだら、
外見的に多様な一家がいると「なぜ多様なのか!?」とめったやたらに反応する人たちが(アメリカにさえ)いる
と言っていて、
あっ😅それ私だ
って恥ずかしくなりました。
余談でした。
「ラヴィ・ド・ボエーム」
監督:アキ・カウリスマキ
1992 🇫🇮🇸🇪🇫🇷🇩🇪
配給🇯🇵
レンタルビデオで。
先日の #ミセスハリスパリへ行く を観てこれを観たくなるのって天邪鬼かな。
ちょこっと登場する3人のボヘミアンに心惹かれて。
キラキラしていないパリの映画を観たくなった。
これは #アンリミュルジェール の #ラボエーム が原作とのこと、
オペラでは有名なんでしょうか、私は知らないけど。
映画の中でさりげなく原作者の墓で酒飲んでましたw
ラ・ボエームは4人のボヘミアン(ジプシー、放浪者、宿なし?)
のお話だそうですが、
これは3人。
だからハリスおばさんが会ったのもカウリスマキの中の3人かな?
(違うかぁ)
コメディと分類されていて、
えっコメディだったっけ?
と記憶がゼロからマイナスになりながら観たけど、
観たら思い出した。まぁコメディと言っていい…かな。
まず物書きさんの名前「マルセル・マルクス」が面白いしw
全21幕の脚本を書いてボツられたりしてて生活力無さすぎるしw
妥協しない芸術家、フランス人たちw
愛犬「ボードレール」を飼う絵描きさんも絶対妥協しないし、
音楽家は佐村河内みたいだし(覚えてますか?笑)
なんかもうギリギリお金ないのにどうにか酒飲んだりゴロゴロしたりしていて、
まるでこれとか #クストリッツァ のアンダーグラウンドとか観て感想言い合ってた頃の私とおバカな仲間たちみたい(青春かよ…)
エレカシ の「生活」聴いて号泣してたのもあの頃だ…
しかし物語にはエモい展開が待っていて
(しかし人物たちは淡々としているのも味わい深い)
これを「何も起きない退屈な映画」と言われたら
小津をディスられた #チャンシルさん よろしくツバを飛ばして反論するかもしれない(笑)
アキカウリスマキも小津ファンなんですね。
最後に流れる日本語曲はわかっていてもビックリする。
日本人以外は「なんか外国語!オリエンタル!」て思うのかもだけど、
日本人にしてみれば突然、心に直接語りかけられるみたいな衝撃だ。
あの歌といえば私は #ダークダックス で記憶してるのだけど、
この映画は #トシタケシノハラ と書いてある。
知らないのだけど改めて聴くと、
すごく渋くて良い歌声と、抑えられた味わい深い演奏、
名曲だ。
「ワワワ〜、」ていうコーラスが入らないバージョンです。
#アキカウリスマキ は私これしか知らない。
他も観なきゃですね〜。
ダークダックスって覚えてますか、
ダークダックスに背の高い「象さん🐘」というメンバーがいて、
子供の頃に小田原の会館前でバッタリお会いした事があります。
その時に周りにいた叔母達がギャーギャー言って、
ほら!榮ちゃん握手してもらいなさい!
象さんのファンでしょ!?
この子、ファンなんですぅ〜
って言って背中を押されたのを覚えています。
象さんは優しそうなカッコいいおじさんでした。
その記憶で、
私は象さんのファンだった気がしてたけど、
今思えば、そうだったかぁ?
大人って、子供を使うよね。
#雪の降る街を
#ラヴィドボエーム
#アキカウリスマキ
#映画#映画記録#映画鑑賞#cinema
1枚目のポスターに「懐かしい」と感じた。
当時の日本用のポスター?
なんかフォントがこの頃っぽい…かな?