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元営業部長が準備してきたお菓子屋さん2525sweetsいよいよオープン!そのロゴに込めた思い。

脱サラから1年4ヶ月、あっちいったり、こっちいったり、ちょっと戻ったり、踏みとどまったり、いろいろありましたが、2525sweets、本日(4/15)プレオープンします!

オープンにあたっては、小麦粉卵乳製品不使用のお菓子を作る専用キッチンの準備だけでなく、パッケージや梱包発送方法、販売用サイトなどたくさんやることはあります。

その中でも私が最も大事だと思っていたのは、「2525sweets」をどういうブランドにしていくかということ。

そのブランドアイデンティティとなるロゴでした。

ロゴはブランドコンセプトを視覚的に瞬間的に伝えるもの。

ブランドロゴは簡単に作れるものでありません。

では、ブランドロゴをどうするか。

迷いはありませんでした。

私が大好きで大尊敬する世界一のアートディレクター八木義博さんに作ってもらいたい。

自分がブランドを作ると決めた時から、(勝手ながら)八木さんにお願いすることは決めていました。

八木さんとは電通時代にメニコンMagicの1dayコンタクトレンズのお仕事でご一緒させていただきました。

Magicのデザインはカンヌライオンズでデザインゴールドを受賞し、世界中の方に愛されるものになりました。

Magicに限らず、八木さんのデザインは、そのブランドが伝えたいことを一瞬で伝えることができ、デザインを見た人にそのブランドに会いたいと思わせる力があります。

仕事への取り組み方も素晴らしく、仕事の大小に関係なく、決して妥協はせず納得するまで考える、すべてのデザインに真摯に向き合う姿勢はリスペクトしかありませんでした。

しかしながら、超多忙な八木さんに私なんかのこんなお願いをするのはとても申し訳ないと思いながらも、八木さんにぜひお願いしたいという自分の気持ちが抑えきれず、ダメもとで頼んでみたところ、私の考えにも共感していただき、

「やりますよ!」

と快諾していただけました。

八木さんに2525sweetsのコンセプト、商品概要などをお伝えし、何度かやり取りさせていただき、7方向もデザイン案をいただくことができました。

電通時代は企画を何案か提案して、なかなか1つに決めないクライアントにやきもきしていた自分でしたが、いざ、自分が決める側に回ると、企画を決めることがどれだけたいへんかということがわかりました。

あれもいい、これもいい、これもやってみたい。。

この中から1つに絞るなんて…できるわけがない。。

というのが本音でした。

いただいたデザイン案をすべてサイズ別に出力し、商品やパッケージに貼り、商品との相性を見たり、写真を撮ったイメージを確認したり、いろんな方法で検証しました。

その結果、何とか3方向くらいに絞ることができ、自分の中で確認したいことと優先順位をつけて、八木さんと相談しました。

八木さんと話してみると、自分が悩んでいたことがすべて解決し、1方向に絞ることができました。

さんざん検討して自分で納得して最終的に選んだ1案が、実は八木さんが最初から一番におススメしていた案だったというのが、やはりこの人はとんでもない人だと思いました。

その1方向に対して、文字のフォントや色、線の太さ、パッケージに落とし込んだイメージなどの検証のために、さらに6つのバリエーションを出していただき、そこから1つに決めさせていただきました。

1つに決めたものに対して、最終調整のために、1つ1つの要素についてのフォントの相性確認、1ミリ単位での線の太さや間隔の検証を9方向していただき、ついにロゴが決定しました。

2525sweetsは2つのロゴを使っていきます。

1つは2525sweetsのイメージカラー白と黄色を車のナンバープレートのように表現したものです。2525sweetsというお菓子屋さんの開店をその思いを乗せた車でお客さんとともに発進するというイメージも加えていただきました。

もう1つは、ロゴに2525sweetsのお菓子の主な原材料である米粉、無調整豆乳、アーモンドプードル、きび砂糖、米粉を表記したものです。お菓子屋さんで原材料をロゴに表記することは珍しいと思うのですが、あえて原材料をロゴに表記することで、2525sweetsは使用する原材料に責任を持ち、お菓子作りにまじめに正直に取り組む姿勢を表現していただきました。

ブランドに対して自分が考えていた以上の思いをロゴに込めることができました。

この素敵なロゴに負けないよう、みなさんに愛されるブランドにしていきたいと思います。

八木さん、ほんとうにありがとうございました!


ロゴも完成し、2525sweetsは本日(4/15)プレープンします。

(グランドオープンは4/25)

こちらのサイトにブランドに込めた思いも表記しています。

ぜひ、ご覧ください!

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