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#77日目 心について思うこと

こんにちは。ロンドンではじめての移住生活を送っているsacaikumiです。

3/17にself isolationを始めて、今日でちょうど1ヶ月が経ちました。

前回の記事から10日ほど経ちますが、仕事や確定申告でバタバタしていたこともあって、「丁寧な暮らし」からは程遠い生活を送っていました。

あっという間に毎日が過ぎ去っていくので、1日を挑むような気持ちで過ごさないと何もしないまま夜になってしまうという自宅の時空の罠にも気付かされたり、、。

キリがいいのでこの1ヶ月間の心の変化を振り返ってみようと思います。

○1週目:3/17〜3/21

友人と相談して、周りより早く自粛を始めました。万が一コロナにかかってしまった時のことを考えて怯えてました。自分が外国人でリスクが人より大きいことが一番の理由です。仕事も勉強も手に付かず、安定しない心をどうしていいか分からないまま携帯ばかり見て過ごしていました。週末に自分が疲れ切ってることに気が付いて友達に助けを求め、少し気楽に考えていこうとシフトチェンジ。

◯2週目:3/22〜3/28

友人達のおかげで心は大分元気になるも、ロンドンでは3/23からロックダウンが始まりました。街はちょっとしたパニックでした。3.11の時と同じくらいスーパーが空っぽになっていて、非常事態ということを痛感しました。そんな中で驚いたのは、医療機関のNHSに向けた自宅からの盛大な拍手のイベント。誰よりもリスクのある場で闘う人々への感謝を表す文化に感動しました。また、日本の友人、家族からは心配の連絡や帰国を促す連絡が届くようになりました。ただ日本はこの時期とても落ち着いたムードに包まれていたので、日本の人達もっと焦って!というどうにもならない想いにムシャクシャしてました。週全体を通して、ちょっと心がハイになりすぎていたと思います。

◯3週目:3/29〜4/4

心が落ち込んで、そのあとハイになった2週間を経て、このままじゃ時間に消費されて終わっちゃう!と焦りを覚えた週でした。コロナに振り回される事なく自分で自分の時間をハンドリングするにはどうしたらいいだろう、と真剣に考え始めた週でした。友達にコーチングセッションをしてもらって、自分が見ないようにしていた自分の一面と向き合う機会を貰いました。日本ではようやくオリンピック延期が決まって、それからコロナの感染者数がうなぎ登りしていって、背筋がゾッとしました。報道に流されて自分の意見をなんとなく決めるのではなく、自分が自分の頭で目の前の出来事とどう向き合うか考えることが一番大切だと思わされる出来事でした。

○4週目:4/5〜4/11

イギリス首相のボリス・ジョンソンさんがコロナを患ったことが世界的ニュースになりました。私自身は3週目での考えを経て、zentangleやボイトレなど、家で出来るアウトプットの趣味の時間を増やしました。なるべく家で楽しく過ごすことに集中しました。一方、いよいよ確定申告の期限が迫っていたので、渋々苦手なデスクワークもしていました。週の後半からは自分を労る、ケアする時間というのが段々とおざなりになり、身も心も他人に会わないことを前提とした構えになっていました。嬉しかったことは、4/11に友達がヒーリングセッションをしてくれたこと。彼女の言葉が沢山の勇気をくれて、自分の次の目標が出来ました。

○5週目:4/12〜4/17

イギリスでロックダウンが始まって最初の3週間が過ぎました。当然ながら延期が決定しました。街を歩いていると、以前のような辛辣とした空気はなく、皆それぞれ自粛しなければならないなりに工夫して生活を楽しんでいるのが伺えます。首相のボリス・ジョンソンさんが無事退院したり、エリザベス女王が素晴らしいスピーチを公開したりと、辛い状況下でも皆でなんとか乗り越えようという国全体の一体感が伺えました。

私自身は、この1ヶ月で精神的に大きく成長出来たと感じています。たった1ヶ月のうちにこんなにも目まぐるしく心の状態が変化したことはありませんでした。それから、こんなに長い時間を掛けて自分自身と対話する機会もありませんでした。

実は最初の3週間位は結構人恋しかったんです。テレビ電話する予定を数日おきに入れたり、連絡する人に片っ端から「今度zoomしようね!(心のウインク)」とまるで陽気な大学生のように伝えたり(笑)

ですが、気付いた頃には心が枯渇しているような寂しさは消えていました。勿論、会いたい友達や家族の顔はいくらでも思い描くことが出来ます。でもそれ以前に、今、沢山の人を思い出せる、恵まれた人生を送って来れたことに感謝の気持ちが沸きました。それに気付けたことは自分にとって本当に大きな収穫でした。

それから、今までの趣味や楽しみの全ては健康だったから出来ていたという超当たり前なことにも気付くことができました。

ちょっと壮大な話になってしまうけど、これまでの当たり前が当たり前じゃなくなったことで初めてこれまでがとても豊かだった事に気付けたし、沢山感謝できたし、成長させて貰った1ヶ月でした。

久しぶりに、今自分が生きているということと、こんなに沢山、真剣に向き合いました。

今、ようやく自分の足で前に進む力を取り戻したので、これからの期間は、自分に何が出来るかを考えてみたり、手を動かしたりする事に使ってみようと思います。

半年くらい前に私は「涙が出るほど美しいものを作りたい」とnoteに書いていました。我ながら抽象的な目標だなぁと思っていたのですが、最近になって改めて、この言葉が本当の意味で意図するものを目指したいと思いました。

まず、自分と向き合う時間を通して、涙が出るときは心が動かされたときだということに気が付いたこと。そして心が動かされた時は自分の大切な物や事に触れた時だと実感しました。

そして作る物事は大層なことじゃなくたって良いんだと分かりました。

私がこれまで、心のこもった料理をご馳走になって感動したり、手紙を何度も読み返して心を温めたり、芸術作品に心を奪われたりしたそれらひとつひとつがまさに自分の理想のカタチだったから。そこに大小なんてありません。自分に出来るカタチでやれば良いって思いました。

そういう体験のひとつひとつが生きているという喜びの宝石になって人生が彩られていくんだと気付けて良かった。きっとこれからの人生ではもっと小さな優しさも摘み取れるんじゃないかな。

次の1ヶ月では、私が誰かの為に出来ることをどんどん探していきます :)

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イギリス在住、フリーランスデザイナー。 ことばを選ぶことと、それを最適なイメージに変換するために考える時間がすきです。 普段考えていること、移住生活での備忘録。

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