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職場のここが納得できない!Part.3

こんにちは、佐吉です。地元に出戻って即見つけた学童に勤めてみて、納得できないことパート3です。
この表題での投稿は今回で最終回とします。

今回は残りの以下の3つについて書いていきたいと思います。
7.発達障害児への理解のなさ
8.掃除などの衛生管理が甘い
9.夏季の熱中症対策が杜撰

7.発達障害児への理解のなさ

発達障害児についてはデリケートな問題なのですが、今日に至ってはどこの学校にも一定数いるとされており、珍しいことでも恥ずかしいことでもありません。
子どもに携わる者としては特別支援教育についてを学ぶべきだと考えます。

この学童ではそれが皆無でした。学童主任さえも、全然理解しておらず、問題行動に対してヒステリックに怒り、大声で怒っていました。
ベテランのパート職員は発達障害という言葉を知っている程度。適切な対応が分からないので、おばあちゃんが孫に接するような、甘やかす対応をとっていました。
例えば、周りがうるさくて宿題に集中できずに遊びまわる子どもに「宿題が終わったら、ご褒美でお菓子をあげるからね、頑張るのよ」と、お菓子をエサにして声をかけます。
こんな対応では、他の職員が声かけした時に「お菓子くれるならやる」などと、見返りを求めるようになります。また、勉強以外でも求めてくるようになります。暴れている子どもを注意すると「お菓子くれないならやめない。くれるなら暴力やめる」と言ってきたことがあります。
要するに、何故ここで勉強しないといけないのか、何故暴力をふるってはいけないのかを子どもに理解させる対応をとれていないのです。

では何故、そんな適切な対応がとれないのか。答えはシンプルです。
職員が特別支援教育について学んでいないのはもちろん、それよりも根本的に皆が無責任だからです。
本当に子どもへの支援を考えるならば、自分で書籍なり外部研修なりで勉強しますし、職員同士で相談しあうはずです。ここの職員はそれが無い。
運営元の幼稚園も無責任です。
幼稚園の卒園児なので、特別な支援が必要なのは入所前から分かっているのに、加配制度を設けていない。それどころか、来るもの拒まず精神でどんどん学童利用児を増やすのです。だから学童職員は発達障害児への手が回らない。
学童職員にも問題ありですが、幼稚園の園長にも問題があります。

8.掃除などの衛生管理が甘い

衛生管理が甘いって言語道断だと思います。でもこの学童ではそうでした。
コロナ禍の終わりに差し掛かろうとしていた時期のことです。
都会ほど感染者は多くないとはいえ、まだまだ5類になる前の頃で要警戒だというのに、子どもが触る部分の消毒作業はなく、形だけのパーテーションが置いてある光景に、就職した直後の私は愕然としました。
田舎だからって、これでいいはずがない、感染者だって出てるのにと恐ろしくなりました。
前職の癖で鉛筆削り器や椅子、ドアノブ等をアルコールで拭いていると、主任から「すみませーん、そんなところまで拭いてもらってー」とのんきに言われました。

感染対策だけではありません。普段の掃除もひどい有り様でした。
夕方頃に子どもたちに掃除をさせるのですが、多くが掃除をやりたがらず、職員がついてないといけません。
でも夕方なのでお迎えラッシュ、見送り対応にもいかなければならず、ゴミやちりが残ったままの日がほとんどです。
トイレだけは職員が掃除することになっていましたが、日によっては子どもに任せていました。でも職員がちゃんと教えていないので、子どもは便器の中を磨けば終わりと思っていて、不完全なまま終わります。ひどい日は子どもも職員も全く掃除しないこともありました。
子どもを預かる施設がこんな衛生管理でいいのでしょうか。

9.夏季の熱中症対策が杜撰

最近の夏は猛暑、酷暑が続いていますよね。ニュース番組では熱中症で救急車に運ばれる場面が毎日のように報道されています。
政府は熱中症警戒アラートで注意を呼び掛けていますが、それに強制力はありません。そこにこの学童は甘んじていました。

ここの子どもたちは、もはや野生児。雨が降っていても外で遊びたいと駄々をこねるほどです。とにかく外が大好き。いいことではあるのですが、室内で遊ぶことも覚えさせないと、梅雨時期など雨の日は室内で暴れまわって落ち着きません。
そんな子どもたちですから、当然夏で暑かろうと外で遊ぶのです。
職員たちは倒れる子どもがいないことをいいことに、アラートが出ていても外で遊ばせます。子どもが外にいるなら、それを見守る職員が必要で、つまり職員も外に出なくてはなりません。
私はそれで一度、軽く熱中症になり、めまいと吐き気がして早退したことがあります。それなのに職員たちは数日経つと忘れて、私が最年少だからと「若いから頑張ってね」と外へ行かせました。「1時間したら交代するからね」と言われましたが、あの炎天下に1時間は地獄です。優しく言ったつもりでしょうが、悪魔です。
自分たちが外遊びを見られないのなら、子どもたちも室内で過ごさせるべきです。子どもが外に行きたがるからとか、遊びを制限してはいけないとか言いますが、熱中症の危険性があるなら身の安全が優先されるはずです。
今まで子どもたちが倒れていないのは、それはたまたまラッキーなことで、それを当然のことにしてはいけないと思います。
安全管理が本当に杜撰です。


以上、職場のここが納得できないパート3でした。
劣悪ですよね。よくもこれで未来ある子どもたちを預かってますよね。
私は1年で退職することを決意して、今では新しい場所の学童で働いています。同じ地元なのに、今の学童は色んなことが徹底されています。それで余計に、劣悪さを感じています。「田舎だから」は言い訳に過ぎない、田舎でもきちんとしている場所はあるんだなと思いました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました(⌒∇⌒)

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